昨日のちはら台の現場のトイレです。
便器の横から、ほんわかした明かりが入ってきております。
照明の明かり?と思った方もいるでしょう。
これは、自然の明かり、昼光の明かりなのであります。
実はこのトイレには窓がありません。
ベースではトイレには外壁に面して窓を設けるようなプランを考えますが、
やっていくうちに、外壁に面していないところにトイレが入ると、すべてが解決するという場合もあるんです。
そういう時に「トイレに窓がないんですが・・・ここに~」と、ご提案するときもあります。
トイレ=換気=開ける
という図式がある人では
「いや、トイレには絶対に窓が必要です!」
という答えが返ってきたときは、その案が却下になり、また、違う方法を考えるのですが、
現在のトイレ事情をお話しすると「それで!」
となる方もいらっしゃいます。
実は現在のトイレ空間は、匂いがこもらないようになっています。
①便器の進化
脱臭機能がスゴイ。(蓋を閉めるのが前提ですがw)
②24時間換気の排気機能が可動している。
③仕上げ材の進化
珪藻土や、脱臭機能のクロスなどで空気が綺麗!
なので、換気=窓という点では、もう大丈夫な時代にきているのです。
気分的な所はあります。
間違いなく住む人によって決める部分だと思いますが、
窓がなくても、気持ち良い明かりを入れる方法はいくらでもあるんだと
いうことを知っていてもらえればと思います。