北海道研修 2日目
深川市にある工務店の視察です。
実は私が札幌で働いていた時の同期でもあり、
当時はすすきので飲み歩いていた友人でもありますw
今はお互い家族も持ち、千葉と北海道と遠い地で父親の工務店の跡継ぎとして切磋琢磨しながら頑張っております。
去年自宅が完成したので、そちらの見学から
先こされた~~~
吹抜けにネットでホビースペースです。
実は、八千代のVILLAGEモデルでも案がありましたし、いくつかの施主様にも提案しましたが、
中々実現できなかったのです。
これ、めちゃくちゃいいです! 子供の遊び場にもなるし、(近所の子供たちがよく遊びにくるそうですw)
大人も昼寝などもできますね!
高所恐怖症の方はかなり怖いですがw 慣れたら最高です!
ボルダリングコーナーに
上のネットに上がるヤツw
など、遊びどころが満載ながら、北海道でも最高の断熱レベル
流石です。
北海道の断熱レベルは関東レベルの2つ3つレベルが高いです。
プラスアルファ断熱が必要なのですが、
現状の北海道の事情も聴くことができました。
後は断熱リフォーム。
小さな市町村で営んでいる工務店は、全て新築だけでこなしていくのは大変です。
それで断熱改修工事などを積極的にやられているとのことでしたので、
そちらも情報もいただくことができました。
深川を後にして、旭川へ。
普段カウンターや階段、框など無垢の材料を仕入れている材木屋さんです。
大きい丸太ですね~!
丸太を海外から仕入れてきては、1年ほど丸太のまま寝かしておきます。
1年経過後に板の状態にカットして、厚みによって乾燥期間が違い1~3年は寝かしていきます。
ちなみにこれは北海道産のナラ材、もう希少になっていますね。
厚みは20mmとなっていますが、乾燥して縮み、製材して薄くなるので、最終的に使える寸法は20mm程度
最終的に丸太からお客様にお渡しできる板の量としては50%程だそうです。
切りたての板
白い塗料は割れるのを防ぎます。
丸太の状態で購入するので、どのような木目なのかは切ってみなきゃわかりません。
赤身、トロもあれば、全部使えないってことも・・・
テーブル作成中
いくつかの板をつなぎ合わせてつくっていますね。
これも並べる人のセンスだったりします。
実際に使う大工さん達からは「使う材料のありがたみが分かりました!」とのこと。
どのように作られているのか知るだけでも、扱う者としては間違いなく変わってきますよね。
ラストは銘木見学
カウンターやテーブルに使われる無垢カウンターが陳列されています。
私は4年ぶりくらいの訪問でしたが、前は真冬の2月でしたからねw
今回は集中してみることができました。
何に関しても、商品になるまでの過程、工程を知るという事はとても重要な事ではあります。
大工の2人がどのように現場で変わっていくのかも楽しみだったりします。
北海道視察研修ネタはこれで終了です。
明日はおまけ編!