株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

10月25日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火曜日から3日間 千葉good工務店会メンバーで屋久島へ研修に行っておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

去年から当社でもウッドデッキや内装材で屋久島地杉を使用することが多くなってきました。

 

採用している建材屋の担当者から屋久島地杉の現状や性能などの良さを聞いておりましたが、

実際に屋久島地杉を見てみたいということで3社合同で屋久島まで行ってきました。

 

 

今日は屋久島研修の話の前に屋久杉、屋久島地杉のお話をしたいと思います。

 

ちょっと屋久島を知っている方はご存知かもしれないですが、

屋久島にある屋久杉という材料があるのですが、標高500mから山頂までで樹齢1000年以上のモノが屋久杉といわれており、

現在伐採禁止になっております。

私達が現在使用しているのは屋久島地杉という材料で、戦後に低い盆地に植えられた樹齢4~50年程のものになります。

 

 

 

屋久島の杉の特徴といえば

 

 

 

 

 

 

 

独特のウネウネ木目と香りです。

 

これが好き、嫌いは別として、木が大好きな人にはたまらないのです。

 

 

ちなみにこの板は、私の家にある屋久杉の板で、破格のお値段で買えたのですw

 

カミさんには要らないもの買って!と、当時(今もいらないと思っているはず)怒られましたが、

価値は落ちる事のない材料なので、私個人的には買ってよかったなと思っています。

 

 

 

 

なぜ、屋久島の杉が変な模様になるかと言いますと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ屋久島の中で撮った写真ですが、岩の上に屋久杉が育っています。

 

 

元々屋久島は火山のマグマが冷えて、

その上に飛んできた土で出来上がった島だそうです。

 

なので、木々にとって栄養がほとんどなく育ちが正直良くはない場所であるのです。

 

 

 

 

こちらは屋久島地杉の年輪 通常の本州の年輪よりは密な年輪ですが、

 

 

 

屋久杉の年輪は細かい!

 

成長は遅く、ジワリジワリと大きくなっているのがわかります。

 

 

屋久島の地形だからこそ、本州とは違う杉が育っているのが分かります。

 

 

 

屋久島の凄さは知っていますが、伐採禁止にもなっていますし、

正直材料の価格はありえない価格になっておりまして、手に入れるのさえ困難な状態であります。

 

そして、伐採がほとんどされていなく大変な状態だった屋久島地杉・・・・

 

 

去年から使い始めた屋久島地杉ですが、やはり、実際に見て触れることで、

より強く施主様に伝えられるんじゃないか。

 

そのために屋久島まで足を運んできました。

 

明日から屋久島編お伝えしていきたいと思います!

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