株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

10月26日

屋久島研修編  その1

 

 

屋久島地杉加工センターです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日のお話で書きましたが、屋久島地杉は戦後に植林で育てられた30年~60年の地杉になります。

 

自然で育った屋久杉とは違いますが、厳しい環境で育てられた屋久島地杉は、本州の杉に比べて油分が多く、

米杉のアメリカンレッドシーダーよりも強いと言われている程であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに加工センターの事務所に使われているデッキ材も4年程使われていますが、

色は落ちていますがしっかりした状態ですね。

 

 

 

この素晴らしい材料がなぜ出回らなかったのかというと、林業の衰退が原因です。

 

林業も屋久杉主体でやられていましたし、数十年前に植林された木はなかなか費用対効果も薄く、

木こりさんも500名近くいたのが、今では数十名・・・

 

加工する場所もなく、数年前までほとんど切られていませんでした。

 

そこで立ち上がったのが、ある建材メーカー。

 

そこの建材メーカーが主体となり5年程前から加工センターを設立し、

徐々にですが、全国の工務店さんなどで使われるようになってきたのです。

 

 

屋久島の加工センターは、

 

 

 

 

 

 

 

 

丸太を板材にしている加工する一次加工のみで、

板状になったものを九州の工場に渡り、フローリングなどの二次加工を行っているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カットされた屋久島地杉

 

板の目が詰まっていますし、独特な模様をしていますね!

 

 

 

 

 

 

 

センター長のお話を聞くメンバー達

 

みんな真面目に聞いております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製品の説明をしてくださっている、建材メーカーの担当者

 

2年前、屋久島地杉の現状を教えてくださいました。

屋久島地杉に共感し、使ってみようと思ったのも、担当者の熱い思いがあったからこそ!

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、屋久島を植林していくための苗も作られています。

 

 

本当の屋久杉の種を採取し、色々試しながら育てているそうです。

 

 

将来の屋久島地杉のこと、屋久島のことを考えているからこそ、やられている事業ですね。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=UaUO4VioVRk

 

 

こちらが屋久島地杉ムービーです。

 

是非見てもらえたら、自分のブログより100倍は分かると思いますw

 

 

 

工藤工務店として、千葉good工務店として、少しでも屋久島に貢献できたらと思います。

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