先週、私は行けなかったのですが、
スタッフ柳橋と、工藤大工で、FPパネルでの特殊な上棟を行っている現場の視察に行ってもらいました。
柱とFPパネル、サッシ、外部の防湿シートが一体化されたパネルでの上棟です。
基本は在来工法なのですが、加工された材木と断熱材、サッシを工場で組み立てて、
現場に持ってきて建てていくという流れです。
当社は専門大工がいますが、日本全体では大工不足に悩まされています。
その問題を解決するのが、パネル化による上棟方式であります。
大工不足以外での長所としては、
①工期短縮
②材木が雨に濡れない
③サッシ入るので、防犯面も安心
かなり良さそうな事ではありますが、端緒としては
①パネルを運搬するトラックの待機場所の確保が難しい。
特に都内に近くなるにつれて
②コスト面
③お客様のパフォーマンス面
いきなり、パネル化への上棟に変わるのかというと、そんな事はありませんが、
工藤大工の感想は「現場からみると魅力的な上棟だった」と、絶賛しているし
当社の大工不足になったら、将来的にはやるかもしれません。
「今までのやり方がいい。」ではなく、
建築も進化していかなければなりません。
その一つがパネル化の上棟だと思っています。