本日は、建築業界で起こっている重要な出来事をお伝えいたします。
現在建築業界では「ウッドショック」が起こりはじめました。
ウッドショックとは、海外の建築資材が日本に入ってこなく、供給不足に陥ることです。
実は3月末に材木屋さんの担当者から連絡が入り、材木の高騰で連絡があり打合せを行いました。
私も工藤工務店に入り約19年。
過去にも何十回のも、業者さんから木材や鉄などの高騰の話はありました。
最初は、いつもの事か・・・なんて思いながら話を聞いていたんですが、「夏ごろに材木がなくなるかも・・・」
なんて話があり、マジで!?みたいな、恐怖すぎて笑い話みたいな感じで話はおわったのですが、
4月上旬から日に日に、工務店からの交流で話題にも上がってきまして、
今週には「来月の現場の材木がない」と、他の工務店から相談も受けている状況であります。
正直、夏というより、材木屋さんから話が来て1か月で事が起きてしまった状況です。
なぜ、こうなったか・・・・「ウッドショック」と検索すれば詳細はでてきますが、私も25年間建築での仕事をしてきましたが、
材木がなくなるというのは初めての出来事であります。
「材木が高くなる」のであれば、お金を出して解決することも可能なのですが、「材木がない」状況なのでどうすることも出来ません。
なぜ、こんな深刻な状況になっているのに、テレビや新聞で大きく報道されないのか、正直意味がわかりませんが・・・・
3月の時点で、材木屋さんから近々の着工する春~夏のお客様分は確保したいから教えてくれということで、
口頭では材木の確保は頂いておりますが、今後がどうなるのか、現在では分からない状況でございます。
今後着工される施主様には各自説明をさせていただきますが、工期が全く分からなくなる可能性があることだけはお伝えいたします。
これから建てようと思っているお客様に恐怖を与えてしまう内容でありますが、
事が大きくなってからお話するより早い方がいいと思いブログで書かせていただきました。
今後、情勢が変わり、普通に戻る方向になればいいのですが、
材木がないので建築できません。なんて悪い方向に動いてしまわないように切に願っております。