Obscureの思い出 その3 LDK編
お家のメインでもあるLDKですね!
キッチンは個別にネタにしますので、今回は空間構成のお話をします。
今回のLDKは、リビングというより、キッチンダイニングがメインにしました。
リビングは団らんというより、テレビを見たり、くつろぐ所であり、団らんはダイニングだろうということで、
景観を重視し、勾配天井で大きく空間をとりました。
上部の写真は、階段から上がった時に見える空間で、奥にある窓を中心にキッチン照明などを揃えているので綺麗なんですよね。
後は借景ですね。
「窓は採光、換気のためではなく、景色、遠くを見るためのものだ」と、ある設計士さんが言っていましたが、本当にそう思いますね。
この土地を買うのも決めたのも、周りの景色が良かったからです。
後、チャレンジしたといえば、南側に窓を付けなかった事もそうですが、
一番はLDKでダウンライトを1つも使わなかったことですね。
これは相当悩みました。
ほとんどの照明計画を考える方はそうだと思うんですが、
コストもいいし、照度も計画しやすいので、ダウンライト使いやすいんですよ。
そこをあえて使わずにやろうと。
照明計画は私で考えたのですが、明かりが欲しい所はペンダント照明と、スタンドで計画し、
全体の灯かりは壁付けのブラケット照明にすることで、空間に陰影を出るようにしました。
夜も本当に気持ちいい空間になっていましたね。
後はベースのクロスを白ではなく、ベージュにして柔らかみを出したりしましたね。
色々な方に見てもらいましたが、「居心地よくて、ダイニングでずっと座っていられる!」
って、行ってもらったことが印象的だったかな・・・・
一番長くいる場所ですからね。
本当に気持ちいい空間でした。