株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

8月24日

 

 

茨城県潮来市の現場の引渡しセレモニーを行いました。

 

 

 

潮来市・・・私の代になって茨城県2件目のお家でした。

 

普段であれば茨城県は工事範囲外であるのですが、

施主様の工藤工務店で建てたいという強い気持ちと、

私たちの作ってあげたい。という強い気持ちがあって実現したお家でした。

 

話が長くなってしまいますが、今回は書かせていただきます。

 

 

施主様が初めて事務所に来られたのは去年の5月

亡くなったお父さんの49日法要が終えてから八街に来てくださいました。

 

 

そのお父さんは、サッシ、ガラス屋さんの方で、

工藤工務店の現場ににサッシを持ってきてくださっていた業者さんだったのです。

 

当社の現場の大工さんの姿勢に惚れこんでいてくださってたみたいで、

「家を建てるなら工藤工務店だ」と、お話をされていたそうです。

 

一昨年から2世帯住宅を作ろうと話がでた矢先、おとうさんの病気が発覚し、

お家を建てる前に亡くなってしまったのです。

 

49日法要後、お父さんの想いを叶えるべく、

「とりあえず行って話をしてこよう。それで断られたら仕方ない。」と、いう気持ちで

息子さんだった施主様家族と、お母さんが来られたのです。

 

 

自分はこのお話を聞かないで、メールで「潮来市で建築出来ますか?」と、

来ていたらお断わりしていたかもしれません。

 

このお話を聞かせていただいた時は、ウチでやらなければどこの会社でやるんだ!?

「工藤工務店でやらせてください」と、即答でお返事させていただきました。

 

 

そこから遠い場所でもありましたので、潮来市と八街での打合せを交互に行ったりして、打合せを重ねていきました。

 

そして、お父さんの1周忌を終えてから、既存宅を解体し工事が開始、

大工さん達もこのお話を聞いてもらっていたので、遠かったですが頑張って通ってもらい、

予定通りに工事は進み、無事完成までたどり着くことができました。

 

お家を建てる思いやキッカケ、タイミングは、皆さん違いますが、

「私がやらねば!」と、心を動かされたのは一番だったかもしれません。

 

 

 

 

施主様、そして、おかあさん、

 

私達も楽しく家づくりをさせていただき、沢山元気を頂きました!

 

家づくりお疲れさまでした。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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