株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

2月17日

先日、施主様との打合せの時に、フローリング選定の打合せをしていたんですが、

木の種類の樹種選びもありますが、表面の仕上げ、フローリング自体の構造もあります。

 

 

 

無垢のフローリングや合板のフローリングには一長一短があり、説明していたら、

「ぬくもりってどうですかね・・・」

と、ご質問があり、ぬくもりの差ってあるのかな・・・と、私も疑問に思い確認してみました。

 

 

 

 

 

 

こちらは無垢のフローリング その名の通り、全部木であります。

 

もう、いう事もなく木のぬくもり100%でありますが、

表面の仕上げを厚めのウレタン塗料の塗布、ワックスをかけると、ぬくもり感はなくなります。

基本はオイル仕上げがいいんではないかと思います。

 

やはり、木そのままなので、冬期の乾燥等での空きなどが気になる点や、

メンテナンスは必要になるかと思います。

 

 

 

 

 

こちらは合板のフリーリングなのですが、表面は3mm程度の厚めの無垢材が貼られていて、

挽き板フローリングといわれています。

 

挽き板フローリングに手を当てていると、木のぬくもり感は無垢フローリングと変わらず温かい。

床に貼ると、私達も無垢か挽き板か区別がつかないんではないかと思います。

 

こちらは無垢フローリングの短所である、乾燥での空きが発生しずらいのと、

床暖房でも使用が可能なことですね。

 

短所は無垢と同じくメンテナンスは必要ということと、樹種は無垢フローリングより限られるということです。

オークやウォールナットなど、よく使われる樹種は種類としてあります。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは突き板合板フローリング

 

表面が0.3mmの無垢材(?)が貼られています。

 

写真で見る限り茶色い部分が厚く感じますが、厚い茶色い部分は木材チップで合成された板になります。

 

 

突板フローリングに手を当ててみると、無垢、挽き板フローリングに比べて、ちょっとひんやりするかな。

 

目を瞑って手を当てると、こっちは無垢かな?突き板かな?ってわかるくらいです。

 

挽き板と無垢は、変わらないので分かりません。

 

 

突き板フローリングは、他のフローリングと比べて、メンテナンス性に優れていること、ノーメンテ、ノーワックスです。

キズが付きづらい点もありますね。

 

 

今まで「ぬくもり」という点でフローリングを考えた事がなかったので、今回、ブログで書いてみましたが、

「じゃあどれがいいフローリングなのか」という回答は難しいのですが、

住む人の考え方で、どのフローリングがベストなのか、打合せしながらご提案しています。

 

 

 

 

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