株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

4月7日

先日の施主様との打合せでYチェアの話になりました。

 

先週ブログネタに出したチーク材Yチェアを検討している時に話が出たのが

「アームがテーブルに当たるからダイニング空間が大きくなるんですよね・・・」

と、ありました。

 

あら?そうだったっけ?

日々生活をしていると気にしていなかったw

 

後、うちのYチェアはスキップフロアのスタディースペースに置かれているから、

背後の寸法が2m以上あるので、まったく気にしていませんでした。

 

 

 

で、うちのYチェアを図ってみたりしました。

 

 

 

 

 

 

 

まず、テーブルの小口とアーム、めっちゃ当たっていますね。

 

アームがテーブルに当たることによって、Yチェアがテーブル内に入らないので、

座っている時に飛び出るんですよね。

 

 

 

 

 

 

テーブルにアームが当たっている状態でのYチェア背後までの寸法は約36cm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタジオにある宮崎椅子製作所さんのものだと15cmくらいなので、

Yチェアはガッツリでてくるのがわかるでしょう。

 

 

 

 

で、Yチェアのアームが入るようなテーブル高さにすればいいじゃないかと思いますよね。

 

アームの高さを図ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手前のアーム高さで69cm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

背もたれの高さで74cmと、前から後ろまでのアームは5cmほど上がっているのが分かります。

 

スタジオの2階のテーブル高さが約73cmで、個人的にダイニングテーブルの高さとしては、これが限界かなと思います。

高さ73cmのテーブル、テーブルの厚みを3㎝とした場合、床からテーブル下まで70㎝なのでどこまで入るかというと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーブルに入るアーム寸法は10㎝ほどでしょうか。

少ししか入らないですね・・・・

 

 

テーブルに強引に入れようと思えばテーブルの高さを少し上げなければならないということです。

 

 

 

 

次は、Yチェアを採用した時に、人が通る背後寸法はどうなのかという検証です。

 

 

 

人がYチェアに座った状態での背後寸法はゆとりと思うと、1mは欲しい所でしょうか。

 

 

 

私は基本90㎝確保が基準で考えていたので、Yチェアの場合はもう少し寸法を考えなければなりませんね。

90cmでも通れない事はないですけどね・・・・

 

 

 

 

 

で、このYチェアブログネタを書きながら、結論がでてしまったのですが、

 

「Yチェアはテーブルに入れるもんじゃない。人が座っていなくても魅せるものだ!」

 

と、たどり着きましたw

 

 

リビングから、キッチンからYチェアを見た時にテーブルから飛び出ていても

「Yチェアいいな~!」と、オーナー様に思わせるインパクトを与えてくれることだと思っています。

 

 

 

 

そんな感じでYチェア 寸法ネタとなりました。

 

 

途中からテーブルに入れなくていいじゃん!にたどり着いてしまいましたねw

 

定番のダイニングチェアとして、ずっと愛されているYチェア。

今回の事で自分も新たな発見があり、楽しませてもらいました。

 

Yチェアを検討していた方に、少しでも参考にしていただけたらと思います。

 

 

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