株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

1月26日

さて、3日目は旭川方面に移動。

 

午前中は新十津川で日本酒の蔵見学(明日ネタでw)

 

午後から旭川に入り、家具職人の谷田さん(愛知県在住、今回のために一緒に来てくださいました)と合流。

 

まずは、旭川家具センターへ

 

 

 

旭川周辺にある、カンディハウスなどの旭川家具メーカーから、

 

一人で活動されている家具作家さんまで幅広く展示されております。

 

1F、2Fスペース、40社近い展示されているので、

 

ジックリ見たら半日過ぎてしまうくらいのボリュームです。

 

ちなみに写真撮影は店内禁止なので撮れませんでした。

 

コーディネーターの方のマークもきつくてw

 

家具職人さんの谷田さんは、細かい部分の収まりで勉強になったみたいですね。

 

 

この後は、メインのハギ板工場へ行きます。

 

ハギ板の会社は、谷田さんから紹介され、今では工藤工務店の主力の材料を供給してもらっています。

 

階段の材料、家具の板材、カウンターや、サッシの窓台、この会社に出会ってから、工藤工務店の家づくりが進化していったのは間違いありません。

 

旭川は札幌より寒いんですよね。見学時-16~7℃とのでした。

 

どうやってハギ板が出来ていくのか工程通りに工場を見学していきます。

 

 

広葉樹メインの会社であります。

 

材料は、ロシアから3割、アメリカから7割から入ってくるそうです。

 

昔はロシアが7割くらいあったそうですが、ロシアの国内の問題で丸太の状態での輸入できなくなってきたとか。

 

そして、最近はアメリカの方からの材料がメインになってきているそうです。

 

後は北海道のヤチダモ(タモ)も入ってきていましたね。

 

 

 

丸太から板の状態に切っていきます。

 

 

 

材料をカットしていきます。

 

 

 

板の状態にしてから1年は自然乾燥させるそうです。

 

それから乾燥機に入れて、材料として使えるようになるそうです。

 

無垢材は反りや伸縮が絶対にあります。

 

板という字は木に反が合わさって出来た感じですから。

 

他の会社とは違う部分は、木の反りや伸縮が少ない所だそうで、

 

工藤工務店でも2年使用していますが、反りや伸縮がなくクレーム出したことがありません。

 

その高品質を作り出すために、乾燥技術に力を入れていたんですね。

 

 

次は加工場です。

 

 

ウォールナットのテーブルになる材料ですね。

 

 

テーブルの金具を取り付ける施工中です。

 

 

専用の接着剤でハギ板作成中

 

 

 

なんと、発注していた現場の材料が加工中との事で見せていただきました。

 

旭川の地で、八街のお家の材料が加工されているのを見れたのは感無量です。

 

嬉しかったですね。

 

そして、次はテーブルなどのスペース見学です。

 

 

 

材料の質も高いですし、価格も安い!

 

そして、奥の壁がカッコイイwww

 

現在は材料が少ない状況みたいですが、

 

3月4月と増えてきて、5月にはイベントなどもあるそうです。

 

一度行ってみたい!

 

材料の質の高さは知っていましたが、工場の凄さを見たら納得しましたね。

 

常務さんとお話することが出来たのですが、50年以上この会社で働き見続けてきた話を聞きました。 木への想いからノウハウなど蓄積してきたからこそ、今の高品質な材料が作られているんだなと思いました。

 

引き続き工藤工務店では採用していく材料であります。

 

 

そして、旭川空港から羽田空港に帰ったのですが、

 

遅延があり千葉駅発の終電に乗れず・・・京成佐倉駅からタクシーで岐路につきました。

 

家着が25時30(泣)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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