株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

5月28日

モデルハウスjam物語

 

第20回 寝室の天井

 

 

 

 

 

 

 

寝室の天井は、北海道産ミズナラを張っています。

 

 

 

ミズナラと聞いて「お!」と、思った方はウィスキーマニアですねw

 

近年、ハイボールブームから、国産ウィスキーが脚光を浴び、

白州、山崎などが入手困難になりましたし、全国各地にウィスキー蒸留所が作られています。

 

日本のウィスキー樽で使われているのが、北海道産ミズナラが専ら評判高いんです。

 

 

 

 

 

北海道のフローリング屋さんの社長から聞いた話だと、

「以前は、木の競りなどは、材木屋、家具屋、建材屋しかいなかったんだが、

最近はウィスキー関係の方が参加され、ミズナラが高く買われるようになったんです」

と、嘆いておりました。

 

 

なので、金額も寿司屋さんではないですが、時価みたいに今はなっているのです・・・

 

 

ミズナラがブランドになったのは、ウィスキーのお陰なんでしょうけど、

森の木を伐採するには、ミズナラだけを選んで伐採できるわけではなく、

沢山の種類の広葉樹を伐採しなければならないそうです。

 

 

内装のお話に戻します。

 

タモとナラって似ていると思っていたんですが、2種類使ってみると張ってみると違いは分かります。

 

 

 

こちらがタモのフローリング

 

 

 

 

 

こちらがナラ。

 

 

濃い板が多く入っているのか、入っていないかは、その時によって違いますね。

 

私は木目の雰囲気で、タモかナラを見極めています。

 

 

 

寝室の壁が高配合の珪藻土だけにちょい和になりやすいので、木との相性はいいんですよね。

 

最近和室も減ってきたし、寝室は少し旅館の落ち着いた雰囲気っぽくて、

個人的に今回の寝室の色合いなどベストかなと思っています。

 

 

20回に分けてお送りしたjam物語。

きりがいいので、今回で終了としたいと思います。

 

まだ見せてない部分もありますが、後は実際に見てもらい感じてもらえたらと思います!

 

 

 

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