先週、建築中の施主様と都内のタイルショールーム巡りをしてきました。
近年、タイル選びが、とても難しくなってきました。
タイルメーカーの多様化もありますが、一番は在庫が無くなるんです。
以前は、
①工事前の打合せ時にタイルを決定
②タイル工事1か月前に材料発注
③タイル工事完了
これが普通の流れですが、
コロナ禍になってから
①工事前の打合せ時にタイルを決定
②タイル工事1か月前に材料発注→在庫なし
③緊急でタイル探し
※タイルもカタログと実物の色合いの違い、質感などを考えると、絶対サンプルは見た方がいいので、
緊急でカタログで候補を決め、サンプル依頼するので、数日は掛かってしまうのです。
④タイル工事完了
私達が採用しているタイル会社は、名古屋モザイク、平田タイルなどの輸入会社なのですが、
以前より材料の在庫を減らしているのか、それかタイルがめちゃくちゃ使う家が増えたのか、
理由は分からないのですが、近年、在庫がないタイルが多いのです。
なので、最近は上棟後にはタイルを確定し、在庫を確保してもらうやり方をしているのですが、
スパッと「これ!」と決まる方はいいのですが、
一度決めて在庫確保したけど、「やっぱり、違うので!」となると、タイルメーカーさんにも迷惑をかけてしまうので、
なかなか難しい。
なので、最近は
①工事前の打合せ時にタイルを決定
②着工時~上棟時頃に最終確定→在庫確保
③タイル工事完了
という流れにしました。
タイル工事が先だけど、在庫確保のため、早めに確定してもらっています。
タイル決めも大変な決断なので、「アドバイスしてほしい」という事があれば、一緒にショールーム行く事もあります。
リビングのフローリングと、タイル床の色合い確認など出来るのもショールームならではですね。
やはり実物タイルの大きさで確認できるのはいいですね。
施主様の要望に違いタイルが、名古屋モザイク、平田タイルになかったので、
調べたらニッタイ工業にあったので、緊急で新宿区から文京区に移動。
2社のショールームよりは小さめですが、
ニッタイ工業にも面白いタイルがありましたね~。
この大判タイルは盛り上がりました。
メーカーが増えれば、タイルの種類も多くなり、悩んでしまいますが、
今後は工藤工務店でセレクトはしようかなと思っています。