株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

9月14日

大連2日目は2つの工場見学です。

 

午前中はフローリングの工場になります。

 

 

 

 

 

右側が社長で、自ら説明をしてくれています。

 

 

 

 

 

 

 

節無しグレードから節有りグレードまであり、仕上げ方も色々あります。

 

 

 

 

 

 

そして、加工工場の見学

 

 

仕上がったばかりのフローリングのサネ(繋目)の確認作業

 

 

 

 

 

 

 

見学後、ショールームに戻ってきて、検討中の材料を確認して午前の部終了。

 

 

 

午後は、集成材、ハギ板の工場見学です。

 

 

 

 

 

 

会社に到着したら、お茶をいれてくれる社長。

お茶が趣味だそうで、茶葉の違いの飲み比べなどいただきました。

 

ちなみに今回見学した会社、中国のおもてなし文化なのか、凄い準備をしてさってくれました。

 

 

 

 

 

 

保管されている材料

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホワイトオークの修正材の加工をされています。

 

 

 

 

こちらは加工が終了したホワイトオークのハギ板です。

集成材・・・幅3㎝ほどの材料を幅、長さにも繋ぎ合わせた材料

ハギ板・・・10㎝~20㎝ほどの材料を幅に繋ぎ合わせた材料

 

 

どうしても天然無垢一枚板という要望もあります。

大きな木が伐採できるほど無くなっているのはもちろん、

木は丸太になっているので、どうしても歩留まりがあります。

 

資源の有効活用、反りや曲げなどにも強い板材を考えると集成材という存在も必要なんですね。

 

 

工場見学の総括ですが、

3つの工場を巡って思ったのは、品質の良さにビックリしました。

 

中国のフローリング材は昔から製材で有名でしたが、

中国のバブル時代が到来し、フローリング材工場が一気に増えていき、

金額も上昇し、徐々に材料の質も下がっていったような気がしていました。

どこかの建材メーカーでは、中国から東南アジアに工場を変えたとかの話もありました。

 

中国のバブル経済を落ち着き、需要が落ちていったことで、倒産する会社も多かったそうです。

その中で今回行った建材屋さん含め、品質を大事にされている会社が残っているんだなと思いました。

 

フローリング会社2社とも、国内、ヨーロッパが8割近くで、これから関税などが上がっていくことも考え、

日本もシェアを伸ばしたいと言っていたのは共通しておりました。

 

後、今回行けて良かったのは、実際に実物を見て、節有、節無のグレード、長さなどの確認ができて注文できたということ。

普段であれば、問屋さんが工場と話をしているので、僕たち作り手の気持ちが分からないまま

製品化されているので、直接伝えられて、オリジナルのPB商品などの話ができて良かったかなと思いました。

 

 

最初行くときは、腰が重かったのですが、実際に工場が見れて本当に良かったです。

 

 

 

 

 

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