ミラノサローネの旅 第5話
GESSIの次に入ったショールームは、イタリアの家具メーカーPoltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)
1912年創業イタリアを代表するラグジュアリー家具ブランドです。



家具そのものの完成度はもちろん、空間全体の演出が圧倒的で、
「暮らしをデザインする」という思想が細部にまで宿っています。
会場に一歩足を踏み入れた瞬間、柔らかな照明、木の温もり、
上質なレザーの質感に包まれ、まるでラグジュアリーホテルのラウンジに迷い込んだような感覚。

この器は陶芸家 奈良祐希氏によるもの
世界から認められている日本人の方が多いというのも今回のミラノサローネでの収穫でした。


奥のブースに入り込んでいくと、日本では感じたことのない異国の空間。
建築にずっと携わっていましたが、私でも魅了されていきました。

この家具を見た瞬間、「食器棚」という概念が一気に変わった。
扉を開いた時の構成美、
機能性だけではなく、
「使う時間そのものを豊かにする」
そんな思想が、この一台に詰まっている。
色々見て回りましたが、Poltrona Frauは、流行だけを追うのではなく、
イタリアらしい伝統美みたいなものが感じられました
派手さではなく、素材、質感、空気感で魅せる。
その美学に、ただただ脱帽。
家具好きにとって、まさに夢のような空間だった。
