株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

5月17日

ミラノサローネの旅 第9話


ミラノ三日目。

今日も一日Fuorisaloneです。

Louis Vuittonの会場へ。人気で行列と聞いていたので、オープン10時の30分前、
9時半に到着予定が、朝食に時間がかかり、到着が10時ピッタリ。

見たことのない行列に並ぼうかメンバーで悩む。
諦めて他のを見るというメンバーと、せっかく来たなら見たいというメンバーが半々になったので、
今日は半々で分かれて行動しようとなりました。

私は見たい派で並びます。


行列中。
全く進まない・・・

途中、諦めようかと何度も思いましたが、これ以降のスケジュールを話し合いながら待ちます。


10時に並び、中に入れたのが12時半。
ラーメン屋でも並んだことのない時間ですw



会場の入り口には、クラシックなトランクを積み重ねた、ルイ・ヴィトンらしい象徴的なディスプレイ。

旅の歴史を感じさせるモノグラムの存在感と、頭上を舞うカラフルなオブジェが印象的で、
会場に入った瞬間からブランドの世界観へ引き込まれます。






展示は部屋ごとに異なるコンセプトで構成されており、
空間に入るたびにまったく違う世界観に魅了されます。

深いネイビーを基調にしたラウンジ空間では、アートピースのような家具やクッションが並び、
まるで“住まうためのギャラリー”のよう。

一方で、鮮やかなオレンジの空間では、曲線的なソファがオブジェのように配置され、
素材や色の組み合わせが際立っていた。

家具だけではなく、照明やファブリック、小物に至るまで細かく世界観が作り込まれていて、
空間全体でブランドの美意識を体感できるように展示がされています。




モノグラムのクラシックな世界観の中に、思わずクスッとする“ゆるさ”も。

ルイ・ヴィトンらしい上質なトランクやレザーアイテムの中に、
まるで「にゃんこ大戦争」を思わせるような猫モチーフのデザインがさりげなく登場。

ラグジュアリーでありながら、遊び心を忘れないバランス感覚が印象的でした。
格式だけでは終わらせない、こうした自由な発想もミラノデザインウィークならでは。




無数のミラーに囲まれた幻想的な空間に、ぽつんと置かれた一つのソファ。

白く柔らかなフォルムが暗闇の中で浮かび上がり、鏡に反射することで空間全体へと広がっていく。
まるで雲や彫刻のようにも見え、家具でありながら完全にアート作品。




イン展示空間でひときわ存在感を放っていた、繭のようなフォルムのチェア。

光を透かす素材と虹色に輝くフリンジが幻想的で、まるでアートのようなハンギングチェアは初めて見ました。
家具というより、“体験するオブジェ”のような存在感があり、会場でも多くの人が足を止めてみていました。

個人的に今回一番印象に残った写真です。


かなり見ごたえがあって30分ほどの見学時間でした。

見終わったのが13時w

二日間の疲労と、2時間半の並びで限界に来ていましたが、見終わった後は映画を見たような感動でした。





正直、これまでルイ・ヴィトンのようなラグジュアリーブランドにはそこまで強い興味があったわけではありません。

ただ、今回の展示を体験して感じたのは、“モノを売る”を超えて、空間そのものや感情までデザインしているということ。

家具、光、音、建築、アート——そのすべてが一つの世界観として完成していて、ただ歩いているだけでも圧倒される。

ブランドの歴史やクラフツマンシップ、そして遊び心まで含めて表現し切る力に、素直に「すごい」と思わされた。
ミラノサローネ三日目、完全に脱帽でした。


午後は、遅めのランチ、スフォルツェスコ城の見学、あとはちょいちょい家具屋さん回って終了となりました。

3日目はLouis Vuittonの並びがあったので、歩き距離は10㎞でした。


アーカイブ

2026年

2025年

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

  1. HOME
  2. KUDO DIARY
  3. 5月17日