株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

6月2日

先日、東京で水回りのショールーム2件行ってきました。

4月のミラノサローネでチェックしていた2つのメーカーです。





まずは、ドイツの水栓ブランド「ハンスグローエ」、高級ラインの「AXOR(アクサー)」です。

ミラノサローネでも一番最初に見学したメーカーになります。




実際に展示されていた水栓を見て、まず感じたのは「造形の美しさ」
直線と曲線のバランス、金属の質感、レバーの角度まで、とにかくデザインが洗練されています。



実際に水を出してみると、かなり驚きました。

ただ真っ直ぐ流れるのではなく、
水が少し“ねじれる”ような独特な流れ方をしていて、見た目にもとても綺麗。

おそらく吐水口の内部構造まで細かく設計されていて、
水の見え方や流れ方までデザインされているんだと思います。

こういう細部へのこだわりは、実際に体験して初めて分かる部分。



ユニットバスが多い中、シャワー機器を使う機会はなかなかありませんが、
実際に見るとかなり存在感があります。

仕上げもクロームだけではなく、ブロンズ、ブラックなど豊富に用意されています。



次にAXORのブース見学。


こちらは通常の製品展示とは少し違い、空間全体で魅せる演出がとても印象的。




水栓だけでなく、ボウルの金木、ソープディスペンサーなどまで同じ仕上げで統一されています。

細かい部分なのに、こういう仕上げが揃っているだけで、空間全体の完成度が一気に高くなります。

特にこのブロンズ系の仕上げは、光の当たり方で表情が変わり、かなり高級感があります。



タオルリングやソープホルダー、ミラーまで、全てのデザインに統一感があります。



私が大好きなデザイナー、フィリップ・スタルクが手掛けたデザインです。

一般的なオーバーヘッドシャワーは、いかに大きくするかが主流になっていますが、
あえてヘッド部分をコンパクトにまとめて、シャープ、圧迫感、ミニマルな美しさ、
スタルクらしいデザインだなと思いました。


今回のショールームで、個人的に一番衝撃を受けたのがこのデザイン。
写真ではよく見えないのですがwベース部分に施された、
無数にカットされたダイスのようなテクスチャー。

光の当たり方によって細かく反射が変化して、まるでジュエリーや高級時計のような質感があります。

ここまで細かな加工を水栓デザインに落とし込む発想がすごい。




ミラノサローネで見たブースも非常に印象的でしたが、
今回のショールームはまた違った魅力がありました。

実際に水を出したり、素材に触れたりすることで、
写真だけでは分からない完成度の高さも感じられました。

ミラノサローネのような非日常の演出も素晴らしいですが、
今回のショールームは、より“暮らしの中の美しさ”を感じられる空間。

どちらもそれぞれの良さがあり、
改めてハンスグローエとAXORのデザイン力の高さを実感しました。





アーカイブ

2026年

2025年

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

  1. HOME
  2. KUDO DIARY
  3. 6月2日