株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

5月30日


ミラノサローネネタが長かったので、ブログでお伝えするのが遅くなってしまいましたが、
GW前に工藤工務店の新しいブランド「LIBERTY」を発表させていただきました。

ホームページにも私の想いは書いてありますが、ブログで詳しくお伝えしていこうかなと思います。



これまでの工藤工務店とは少し違う、新しい取り組みとして立ち上げた住宅ブランドになります。

実は、このLIBERTYという構想が生まれてから、すでに2年弱経っていますw

突然思いついたものではなく、これまでの家づくりを続ける中で、少しずつ形を考えていきました。

工藤工務店として多くの住まいを手がけてきましたが、経験を重ねるほど、
「もっとできることがあるのではないか」と感じるようになりました。


住まいは、ただ性能が良ければいいわけでも、デザインだけが整っていればいいわけでもない。

空気感や素材の質感、光の入り方、細かな納まり、空間の余白、暮らしの流れ。

数字や写真だけでは伝わらない部分にこそ、本当の心地よさや価値があるのではないか。

そして、その領域を本気で追求するには、今までとは違う体制が必要だと考えるようになりました。


その中で辿り着いたのが、「一級建築士だけで構成する」という考え方でした。

一人で考えるのではなく、互いに意見を交わし、時にはぶつかりながら、一つの答えを探していく。

だからこそ、一人では辿り着けない提案や空間が生まれるのではないかと思っています。



そして、LIBERTYの構想を考えていた時に出会ったのが、今回「LIBERTY 01」を建築する弁天の土地でした。

初めてその場所に立った時、この土地だからこそできる建築があると感じました。

ただ家を建てるだけではなく、その土地の持つ魅力まで含めて設計したいと思える場所でした。

この土地との出会いも、LIBERTYというプロジェクトを大きく加速させてくれた一つだと思っています。




工事中、プラン中、新規のお客様の仕事もある中の、合間を縫ってプロジェクトを進めているので、
正直、かなり時間もかかります(笑)

ですが、効率やスピードだけを優先してしまうと、本当に良いものには辿り着けないとも感じています。

細かなディテールや素材選び、光の落ち方、空気の流れまで、一つひとつ検証しながら進めています。

納まり一つでも何度も考え直し、図面を描き直すこともあります。

2027年1月オープン予定ですが、もしかすると、予定より時間がかかってしまうかもしれません。

ですが、急いで完成させるよりも、本当に納得できるものを丁寧につくり上げたい。

完成した瞬間だけではなく、10年後、20年後にも「この家にして良かった」と思っていただける住まいを目指しています。


LIBERTYには、“自由”という意味だけではなく、自分たち自身の固定概念、
今までの工藤工務店からの「解放」という意味も込めています。

過去を否定するのではなく、これまで積み重ねてきたものを土台にしながら、その先へ進んでいく。




LIBERTYは、そんな想いから生まれたブランドです。


まだ始まったばかりですが、これから少しずつ、LIBERTYの考え方や家づくりについて発信していければと思っています。


「LIBERTY 01」の完成、震えて待てw


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