株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

7月15日


香川出張2日目は、以前からぜひ訪れてみたいと思っていた庵治石(あじいし)の採掘場と加工場を見学させていただきました。


庵治石は香川県高松市の庵治町・牟礼町周辺で採掘される花崗岩で、
その美しさと希少性から「花崗岩のダイヤモンド」とも呼ばれています。


石の中に見られる独特の斑(ふ)が非常に細かく、光の当たり方によって繊細な表情を見せるのが特徴です。

墓石材として全国的に有名ですが、近年では建築やインテリア素材としても注目されています。






見学の前に事務所へお邪魔し、庵治石の歴史や採掘の現状、
建築への活用事例などについて詳しくお話を聞かせていただきました。


天然素材ならではの魅力や、石という素材が持つ可能性について学ぶことができ、とても興味深い時間でした。






続いて採掘場へ。


山肌を切り開いた壮大な採掘現場は圧巻のスケール。

自然が何千万年もの時間をかけて生み出した石が、こうして切り出されていることに改めて驚かされます。

当日は少し霧がかかっていましたが、それもまた採掘場の迫力を引き立てていました。








敷地内には加工前の石材や端材も数多く並べられており、
建築材料として活用できそうな石も見せていただきました。


階段やアプローチ、庭の景石、ベンチなど、住宅の外構やインテリアに取り入れたら面白そうな素材ばかり。








石を割るために開けられたドリル穴の跡。

通常なら加工の痕跡ですが、規則的に並んだラインが美しく、まるでデザインの一部のように見えます。

自然が生み出した石と人の技術が重なり合う、印象的な表情ですよね。





今回の見学で素晴らしかったのは庵治石そのものだけではありません。


丁寧に案内してくださった社長ご夫婦のお人柄にも大変惹かれました。

石への深い愛情と誇り、そして訪問者を温かく迎えてくださる姿勢がとても印象的でした。

素材の魅力はもちろんですが、それを扱う人の想いや哲学に触れることで、より一層その価値を感じることができたように思います。





今回の見学を通して、庵治石の持つ美しさや可能性を肌で感じることができました。


採掘場で見た力強い原石から、職人の手によって磨き上げられた繊細な表情まで、天然石ならではの魅力に改めて惹かれました。


「この庵治石を建築の中でどのように活かせるだろうか。」


帰りの道中はスタッフの柳橋ともそんな話をしながら、アイデアを膨らませていました。


素材との出会いだけでなく、人との出会いにも恵まれた今回の香川出張。

たくさんの学びと刺激を胸に、千葉へ戻ってきました。




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