先日は、去年の年末に視察にいった豊島屋酒造に工務店の研修会で訪問しました。
異業種交流ということで、日本酒業界に「東京の日本酒旋風」を巻き起こした銘柄「屋守」
の担当者 田中部長との交流です。
造り中でありながら蔵の見学させてもらうのは大変貴重な体験です。
な・・・・なんと!直汲瓶詰めが見れるとは・・・(マニアックすぎますねw)
田中さんも父親が現豊島屋酒造の社長さんですので、跡継ぎになります。
小さい頃は、父親、母親がほとんど蔵にいるので、どこかに遊びに出かけることもなく、
アンチ日本酒として育ってきたそうです。私と全く同じ所ですね。
自営業の子供はそんなところです。
日本酒の息子というと、東京農業大学にいき、日本酒づくりの基礎を覚えるそうですが、
田中さんは後を継ぐつもりはなかったので、学業の時は全く酒の勉強することなく、
普通の学校に行き、別の仕事に就いたとのことでした。
それから、祖父の説得があり、仕方なく親父と一緒に日本酒造りをすることになり、
いやいや仕事をしていた所に、友人といった居酒屋で、今まで呑んだことがなかった
日本酒に出会い、自分の造るお酒造りに変化が出てきました。
日本酒出荷量が落ち続けていくのか、自分が豊島屋を守るという想いで新しい銘柄
「屋守~おくのかみ~」が誕生、東京の酒蔵で美味しいお酒がある!と、
日本酒好きから口コミが広がり、名が広がっていきました。
跡継ぎ息子と、今まで働いていた杜氏や蔵人との話など、リンク事が多く、
大変勉強になりました。
参加された方々、全員経営者か跡継ぎ世代。
何か感じてくれたと思います。
最後は田中さんが醸した「屋守」を中心としたお酒のテイスティング会。
作っている人の顔が見えると味も格別ですね!
私も屋守を呑んで6年目くらいになりますが、
相変わらず飲みやすく杯が進むお酒です。
気になった方は検索してみてください!
※来月行われる見学会ですが、予約が埋まってきております。
2月14日10:00~ ☓
13:00~ ○
15:00~ ○
2月15日10:00~ ☓
13:00~ ☓
15:00~ ○
もし参加されるばあいはお早めにご予約ください