火曜日から金曜日まで札幌出張でしたが、
実は金曜日は休日にしていまして、
滝川市の隣町の新十津川町にある酒蔵の見学に行ってきました。
酒造り真っ最中の忙しい時ですが、
事前に杜氏さんにご連絡し、OKを頂き訪問できました。
酒造りの体験から、蔵案内、一般人一人のために時間を割いてくれました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この金滴酒造は、2008年に民事再生になり、
再建に立ち上がったのが川端杜氏なんです。
川端杜氏が金滴に来て3年目に入りましたが、
今季一気ににブレイクして色々なメディアに取り上げられているんですね。
と、言っても、北海道内だけなんですが(笑)
川端杜氏になり、少なくてもいいモノを作るという、少量仕込みに変え
まだ、北海道内の酒屋さんしか卸すことができない量しか作れていません。
今回ブレイクしたキッカケが、杜氏さんが変わったのもありますが、
一番は、地産地消のコンセプトでやられているんですね。
金滴酒造がある、新十津川町は酒米で有名ですので、
地元の酒米を使用して北海道の人に飲んでもらうという川端杜氏の想いがあり、
それに共感した、酒屋さん、飲食店さんが応援団となり、色々な人に飲まれるようになり、
話題になったんですね。
私は1年目に札幌の友人から「北海道でコレだ!っていうお酒が出てきたよ!」と、
紹介を受けて飲み始めたのがキッカケで、ずっと飲んでいますが、
飽きのこない、飲まさる酒ではないかと思います。
川端さんに「いつか関東にも・・・」と、お願いはしてきましたが、一気に大きくする事もなく
北海道の酒販店さんが売り切れることなく置かれるようになるまでは関東には出さないという
強い気持ちでありました。
今回訪問して、川端杜氏のお酒に対する強い気持ちを知ることができました。
僕達の家づくりにも共通することが沢山あり、頑張ろうという強い気持ちにさせてくれました。