建設職人甲子園 千葉地区決勝大会を見学してきました。
建設職人甲子園とは、
元々、日本の建築物は職人がいてからこそ造られてきたものです。
東京タワーも職人の手で造られてきました。
時代が進むにつれ、機械の進化、手間の簡略化、賃金低下など、
職人の魅力がなくなり、なりたい方が徐々に減ってきました。
このままでは職人になりたいという方がいなくなってしまう。
魅力ある職人、輝いた会社にすることで、職人になりたい人を増やし
建築業界、日本を元気にしようという職人軍団であります。
去年の1回目は関東全体でしたが、各県で入りたい職人さんが増えて
今年は各県で開催できるような規模になりました。
決勝大会は、数十社から選ばれた3つの会社の熱いプレゼンが披露されました。
かなり本格的なイベントでした。
20分のプレゼンは、会社によって見せ方が違い、
昔の会社のやればいい職人雰囲気から今に変わっていく様子を
劇のような魅せ方をする会社、
社長と職人のすれ違いを職人甲子園を通じ、気付かされた会社、
父親の会社に入り、独立をして1から始めた会社の想いなど、
正直、社内のことを話したくもない事や恥じる事なく伝えてくれる事に、
建設業界全体で悩まれている方々に、変わっていってほしいという想いのつまった
プレゼンでありました。
私にも通じることもあり、涙腺がゆるむ所もありました。
工藤工務店でも自社の専属大工さんもそうですし、基礎屋さんから左官屋さん、
塗装屋さんなど、職人がいないと家は造り上げることはできません。
工藤工務店として、これからの大工育成は考えていますが、
他の職種の職人さん育成としても工藤工務店がサポートできることはやっていきたいです。
心うたれた職人甲子園でした。
優勝チームは来年の1月に行われる全国大会に出場です。
幕張メッセで行われる予定なので、うちの職人さん集めて見に行きたいですね!!