株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

1月26日

 

 

先日の見学会のネタです。

 

 

どこの空間もカッコよかったと思いますが、

見学された方から寝室の床が良かったという声は多くありました。

 

写真ではわかりづらいですが、寝室の床はフローリングではなく、

絨毯(じゅうたん)が敷き詰められております。

 

え?絨毯?という方もいるかもしれませんね。

 

 

私がまだ小さかった頃、フローリングが普及する以前は絨毯の床がメインでありました。

私の部屋も絨毯だったと思います。

 

私が大工だった20年前、絨毯を剥がし、フローリングを張り替えるリフォーム工事を沢山やっていましたので、フローリングが普及していくにあたって、日本全体が絨毯のダニや埃などの問題を解決するため、

ほとんどの方々が絨毯からフローリングにされていったんでしょう。

 

そして、新築でも絨毯という選択肢はいつのまにかなくなり、

現在では、絨毯の床の認知度はゼロに近いほどになりました。

 

 

私の中にも「絨毯」という言葉も忘れかけていた時に

今回ROCKのオーナー様から寝室に絨毯を使いたいと要望がありました。

最初は「あの敷き詰める絨毯ですか?」と、聞き返したくらいビックリしましたが、

オーナー様と寝室イメージを共有していたので、すぐに大丈夫だなと確信、

私の代で第一号の絨毯空間が出来上がりました。

 

 

オーナー様の選ばれた絨毯はウールで出来ており、これは体感された方しかわからないと思いますが、

 

昔の絨毯のゴワゴワ感がなく

足の感触が気持ちいい!

夏涼しく、冬暖かい(FPパネルと一緒w)!

しゃべっている声が吸音される(空間が静か)!

 

 

 

今まで絨毯という選択肢は全くなかったのですが、

体感された方々のお家から絨毯が連鎖していき、絨毯ブームがくるのを期待しておりますw

 

 

 

今まで使わなかった素材を使うことで、これからの施主様に伝わっていく。

工藤工務店は施主様に育てられているなと感じております。

 

 

 

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