昨日、佐倉市の現場では、リビングのウエスタンレッドシーダーに天井張りを行っていました。
勾配天井で徐々に高くなってきているので、羽鳥棟梁は今、一番首が大変な作業の時であります。
このウエスタンレッドシーダー、この名前を聞くことが多いかなと思います。
八千代モデルの8/9コンセプトハウスの壁もそうですし、最近の現場でも一番使われています。
水に強い木材なので、外部にも使えますし、木自体が個性的なので、
内部でアクセントで使われることもたくさんあります。
先日、レッドシーダーの木を使いたいと要望がありましたが、節があったりなかったり、
色を木の色をそのまま活かすためにクリアオイルを塗ったり、色塗ったりするので、
バリエーションが豊富なのです。
それで、今回は工藤工務店のレッドシーダー特集でいきたいと思います。
まずは八千代の8/9ハウスのレッドシーダーです。
幅の広いレッドシーダーを横張りに張っていますね。
これは節のない綺麗な木目ですので、そのままクリアオイルを塗って仕上げております。
みなさん感じてもらえてるかもしれませんが、最高級レッドシーダーでありますw
先日の見学会を行った「ROCK」でつかわれていたレッドシーダーです。
これも節のない綺麗な部位であるんですが、これは着色をしております。
クリアオイル仕上げですと
このくらい明るいの濃いのが沢山あって、カラフルな感じになるんですが、
ROCKのオーナー様は「白いのがいらない」という要望があったので、
明るい部分だけ抜き取って出荷してもらえる事はできませんので、
ミドルブラウン色を全体に塗ることで、カラフルさがなくなり、雰囲気ある仕上がりになりました。
現場打合せ当初、私は色を塗るのには反対だったのですが、出来上がった時に予想以上の
かっこよさに衝撃を受けましたw
一番最初の佐倉の現場も、ROCKと同じやり方で仕上げてあります。
こちらはPANORAMAの外部に使ったレッドシーダーですね。
節のない綺麗なレッドシーダーに外装用クリアオイルを塗ってあります。
木自体雨に強いですが、このPANORAMAみたいに屋根があると濡れにくいので、
木の素の色が残りやすいかなと思います。
レッドシーダーは経年変化によってグレーの色合いになりますが、これもまた綺麗な感じであります。
今、富里の現場のガレージの天井ですね、
こちらは節があるレッドシーダーに外装用着色塗料を塗ったものです。
節があるレッドシーダーのほうがコスパはよく使いやすいです。
色を塗ってもシーダーの質感の良さは出ていますね。
ほとんどの施主様がレッドシーダーに惹かれ、使っている方がおおいですね。
価格は節のあるのないので差はありますが、アクセントで使われることで、
コストをうまく抑えて使用されております。
使い方は自由です。私達も色々考えますが、既成概念にとらわれない使い方を
工藤工務店は待っておりますw