土曜日・日曜日と全国大工技能競技大会がありまして、
前回の羽鳥大工に続き、甲地裕二大工が参加してきました。
私は札幌研修と重なってしまったため、
羽鳥大工が同行し、LINEにて現地状況を伝えてもらっていました。
真剣な表情の裕二
普段感じることのない、緊張感の中で加工していく裕二大工。
今の時代、材木はプレカット工場で加工されて現場に運ばれてきますが、
大工として材木を刻む事ができないと一人前ではないと思っています。
裕二大工が完成させた作品です
1図面を書き、材木にかんなを入れて仕上げ、
墨付けをして、加工、そして、組立。
10時間弱という短い時間の中で作らないといけません。
上には上がいますが、これは日本のトップレベルの匠
ここまで技術が上がっていけたらいいですね。
京都から帰宅後、優秀作品以外は持ち帰りor廃棄なので、
他の方が作ったのをいくつか持ち帰ってきて検証。
デザインにこっているモノや
パッと見た限りではわからないこだわりが詰め込まれているモノ、
次回、どのようにしたらいいのか勉強させてもらいました。
今度は誰が出場かな・・・・
家を作るのは大工です。
これからの日本の大工技術を継承していくためにも、
工務店は動いていかないといけません。