色々な講習や勉強会でご一緒している香取市のセンターホームさんで、
在来工法をパネル化したウッドステーションの上棟を設計スタッフと見学してきました。
2月に新潟のFP工務店さんでの上棟は、お客様の打合せがあり、見ることはできなかったのですが、
今回は県内ということで、しっかり見てきました。
その上棟時のブログネタでも書きましたが、
建築業界で深刻な状態が職人さんの大工不足です。
その問題の解決の一つとして、在来工法のパネル化ということです。
組み立て工場からトラック数台でパネル化にされた材木が現場に運ばれてきました。
材木が組み立てられている他に、サッシ、断熱材、防湿シートが付けられており、
上棟時の時間短縮と共に、全体の工期短縮にもなります。
30分で1階の外部周りのパネルが入っておりますね。
このパネルは外部のみで、内部の柱や梁は現場組立になります。
10時の時点で1階全体の組立も完了しています。
工藤工務店のスピードとしては、同じくらいなのですが、サッシ、断熱材は2時間では入らないですからね。
それと、現場の音が静かなんですよね。近隣の方にも配慮できているなという印象でした。
今回初めての上棟ということで、まだ様子みながらの上棟だったと思いますが、慣れるともっと早いだろうし、
大工さんも少人数で組立が可能でしょうね。
他の工務店さんの上棟を見学することも勉強になりましたし、パネル化された材木の上棟のやり方は大変勉強になりました!