
ゴッホ展の後、近くにある国立西洋美術館へ
この美術館は、先月フランスで見てきたロンシャン礼拝堂と同じ、ル・コルビュジエが日本で唯一建築された建物です。
有名なのは、建物が浮いているような丸い柱で支えたピロティです。
今ではピロティがある建物は沢山ありますが、この美術館、1959年が完成なので、築66年の建物ですから、
当時の日本では画期的な建物だったんではないでしょうか。
老朽化がすすみながらも、改修工事を続けて、唯一無二の建築物として、今でも見れるのは嬉しいですね。

外壁は独特な仕上がりで、石の洗い出しのコンクリートパネルで積みあがっているのです。
天候や太陽の時間帯で見え方が変わってくるんです。

ホールの吹抜から降り注いでくる採光、ロンシャン礼拝堂を思い出すような気持ちいい空間です。

なんとも言えない色使い。
うっとりしてしまいます。

階段の手すりデザイン
うっとりしてしまいますパート2

天井高さを見てもらえればと思いますが、低いんですよね。
コルビュジェのモデュロールという黄金比率を提唱した寸法があり、2260ではないかなと思います。
(さすがにメジャーで計ったら怒られますw)
帰国してから最初の休みに見に行ったので、まだコルビュジェ熱が熱かった時に見に行くことで、
より素晴らしさを感じれたと思います。
