昨日は、パナソニックさんの東京汐留ショールームで、新ユニットバス「BEVAS」の見学に行ってきました。
8月に発売されたばかりのBEVASが面白いのが、他の水回りメーカーさんにはないミドルグレードであるのです。
通常の水回りメーカーさんは、キッチン、お風呂共、ほとんど2種類のシリーズであって、
色々な機能が選べるハイスペック仕様の「ハイグレード」と
価格帯を抑える事もできるし、ハイグレードまではいかないが、
カスタムしてグレードアップできたりできる「ベーシックグレード」の2種類になります。
パナソニックさんのお風呂でいうと、
ハイグレードがLクラス
ベーシックグレードがオフローラになります。
そこの中間グレードとして誕生したのが「BEVAS」になります。
正直、水回りのシリーズで20年前くらいはミドルグレードを用意されたメーカーさんはあるのですが、
ミドルグレードが売れなかったのか、商品開発の費用の問題なのか、10年前くらいから、どこのメーカーさんも
「ハイグレード」と「ベーシック」の2種類に絞って商品開発をされています。
そんな中、今の時代にミドルグレードを作った理由が何かあるのかなと思い今回見学してきました。
BEVASは大きく3つに分かれていまして、
シンプルなデザインの「すっきりビバス」
エプロンもなくシャワー水栓の位置が高いのが特徴です。
必要なものを排除して掃除もしやすく、
立ってシャワーする方にはもってこいw
次が癒しなどの「くつろぎビバス」
カウンターに照明が入っているのはいいですね。
メイン照明とカウンター照明を切り替えたりする事も可能
後、エプロンが木目って他では見たことがないですね。
3つめが「ほっとビバス」
カウンターが手摺兼用になっており、色々な所に手摺を付けることなく、
またぎやすい浴槽から、床暖房まで、安心してお風呂に入れるシリーズです。
洗い場の床も掃除がしやすく、髪の毛キャッチャーが樹脂製ではない所がいいですね。
浴槽が斜めになっているんですよね。
斜めにすることで、視界が開けるようになっているとか。
後、浴槽の枠が細くスッキリしてシャープに見えますね。
今回BEVASを見させてもらいましたが、ベーシックのオフローラと見比べると、色々な差は感じますね。
ミドルグレードですが、どちらかというと、ハイスペックのLクラスに近いかなと思いました。
お風呂にこだわりの施主様は、ハイスペックのお風呂を採用する方はいらっしゃるのですが、
ほとんどの施主様は水回りにお金をかけるならキッチンという方が多いですので、
お風呂はベーシックをセレクトされている方がほとんどです。
今まではハイグレードを検討しようとすると、ベーシックとの差額が40万~になるので、
この金額差だとベーシックをセレクトしてしまうのですが、
その間の20万ほどであれば、ミドルが選べると思うと、検討される方は多いのではないでしょか。
ちなみにパナソニックさんのショールームは幕張にあるのですが、
BEVASの展示は1種類なので、見るならば汐留ショールームをオススメします。
駐車場もビルの地下にあるので、行きやすいと思います。
個人的にはミドルグレードのBEVAS超オススメです。
できれば今後工藤工務店の標準仕様にしたい・・・
ユニットバス見学後、キッチンや建具の展示も見学してきたのですが、
スゴイキッチンが展示されておりました。
LクラスのIroli Dining
キッチンとダイニングが一体になった形状となっており、
ダイニングテーブルの所にIHが埋め込まれていますw
よく考えたなとw
関東だと都内の2店舗しか展示ないとか。
やはり、どこの水回りメーカーさんの都内のショールームは千葉より大きくて展示が多いです。
本気で見るのであれば都内のショールームですね・・・