株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

12月10日

和歌山出張ネタ その2 山下り、丸太置き場編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伐採場を後にして、実際の紀州材の森の中を散策していきます。

 

杖は転んだり、転落の防止、疲労軽減になるとか。

あって良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木がどのように育っているのか、

木の背割れの方向など説明を聞きながら山を下りていきます。

 

 

 

 

 

上を見ると万華鏡のようですよね。

 

6000ヘクタールの莫大な伐採山を持っているので全て管理は難しいみたいですが、

しっかり木々を育てているのが分かります。

 

 

 

 

 

山下りしてから移動したのが、伐採された丸太の置き場です。

 

 

 

 

丸太のサイズごとに置かれております。

 

綺麗な心材(赤い部分)ですね。丸が綺麗です。

 

 

ちなみに伐採場で選別をしていると前回のブログでも書きましたが、

ここでもまた選別されるとのこと。

 

 

 

 

こちらは弾かれた丸太の山。

 

心材の大きさが丸太サイズに比べバランスが悪いもの、心材の丸い形が歪だったりする材料は

ここで弾かれ、市場にもっていくそうです。

 

 

 

 

真剣に説明を聞いている元大工の工藤専務

 

材木を一番触ってきましたからね。

 

 

 

次は製材編です。

12月9日

 

先週、和歌山に出張に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

和歌山の木「紀州材」の見学です。

 

 

 

今回はネタがかなりあるので、数回に分けてお伝えしようと思います。

 

 

 

まず、空港から向かったのは、木の伐採現場です。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな急勾配の木を切り倒しているんですね。

 

 

普通に登って切り倒しているという事で大変な作業というのが分かります。

 

2~4名が班となって伐採をされているとの事。

 

今回は2名の班を見学。

一名が木の伐採、伐採した木をワイヤーに括り付ける作業、

もう一名が運搬操作されておりました。

 

 

 

伐採された木が運ばれてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一名が伐採された木の枝切りして木を並べていきます。

この大きさで60年程。

 

大分、静岡と木を見てきましたが、ビックリしたのが細さ。

他の県産材はもう少し大きい印象でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和歌山の山の土壌をみると、岩が多く、木の成長が遅く年輪が詰まっているので強度が出るんです。

 

 

 

 

 

 

伐採された木が積まれています。

 

まずは、伐採場で紀州材として適しているのか、選別をするとの事。

 

ここで紀州材に選ばれるだけで、かなり少ない数に絞られるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

この機械がマジで凄い。

 

枝切りから、木の長さを測定しピッタリにカットできたりします。

 

 

 

ちなみに柱の材料は、1本の木で長くても1本しか取らないのです。

どういう事かといいますと、10mの木があれば4m、3m、3mと取れますが、柱の適した場所の部分のみ使われ、

その他の材料は間柱や筋交、垂木などの羽柄材で使用されるのです。

 

 

 

少し移動して、伐採終わった後の植林された場所も見学。

 

次の世代に向けての活動も行っておりました。

 

 

10年前に植林した木が育っておりました。

 

この時点で、残していく木を選別し木の間隔を開けていくとの事でした。

 

 

ここまででも勉強になることが多かったです。

 

 

 

明日は山下り編!

12月8日

 

 

新酒が続々と発売されておりますが、今回初めて購入したお酒を開けてみました。

 

「甍」です。

 

まず読めないですよねw

 

いらか と呼びます。

 

この甍は、今年に安曇野の松川村で長野県の銘酒「大信州」を30年造り続けてきた田中勝巳氏が

集大成として立ち上げた一番新しい酒蔵になります。

 

甍の意味は、

 家の上棟うわむね。家屋の背。屋根の頂上の部分。また、屋根にいた棟瓦むねがわら
 屋根瓦。また、瓦葺きの屋根。「甍の波」
 切妻きりづま屋根の下にある三角形の壁の部分。

 

私達家づくりと、切っても切れない大事な言葉なんですよね。

 

 

 

味の方ですが、めちゃくちゃ綺麗です。

大信州はどちらかというと、味わいのあるお酒のイメージでしたが、

スッキリした飲み口でスイスイ飲めてしまう大変危険なお酒ですw

 

 

ちなみに甍のサイズは、小さい方は720mlと普段の日本酒の4合瓶サイズなのですが、

大きいサイズが一緒瓶サイズが1500mlと、ワインのマグナムボトルサイズなんです。

 

一升瓶というのは中々冷蔵庫に入れられないという声がありますので、

少し小さめのマグナムボトルは良いかなと思います。

人数いたら飲み切りもできますからね。

 

 

 

これから新しい甍も出てくるので注目ですね!!

アーカイブ

2025年

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

  1. HOME
  2. KUDO DIARY