株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

10月13日

海外建築物視察研修 ヨーロッパ編vol.4

 

フランス ロンシャンからドイツ ヴァイル・アム・ラインに移動します。

 

 

ヴィトラ デザイン ミュージアム。

 

Vitra(ヴィトラ)というのは、スイスに本社をおく、家具・デザインの製造をしている会社です。

 

イームズやパントンなどの正規家具メーカーであります。

 

メインの建物は改装中でした。

ショップやレストランが入っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

工事ネットが日本とは違う・・・

Vitraならではなんでしょうが・・・いいなぁ・・・と思わさせてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

ミュージアム内もガイドさん引率で説明してくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、最初の建築物、ドバイで衝撃を受けた、ザハ・ハディドが初めて手掛けた建築物の消防署です。

 

ミュージアム内は元々生産工場だったそうで、工場が火事になってしまったそうです。

町の消防署が近くになく、消火が遅れ、複数名の死者、工場の半分以上が火事で燃えてしまったそうです。

 

それの対策として、社内でボランティアの消防団を結成し、建物を依頼したのが、ザハ・ハディドでした。

 

 

現在は消防署ではなく、見学用として残しているそうです。

 

 

屋根を支える柱的な存在なのか・・・

後付けしたような気もするw

 

 

説明を受けるみんな

 

 

 

消防機庫の状態で残されています。

 

ちなみに洗面の方の壁が斜めになっているんです。

 

 

 

 

 

2階のキッチンフロア

 

 

 

 

 

 

奥の壁のレッドが良いですね。

こちらも壁が斜めになっていますw

 

 

 

 

ザハ・ハディド、この建物からスタートとし、

まだシャープなデザインされていたんだな・・・

それから進化して、あのドバイのビルまでデザインされる方になったんだな・・・

 

10月12日

海外建築物視察研修 ヨーロッパ編vol.3

 

今回の視察研修のメインイベントです。

 

スイス バーゼルから、フランス ロンシャンに移動します。

 

 

 

 

 

 

 

今回、説明してくれたガイドさんと通訳さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受付会場で説明を受けてから、建物まで坂道を登っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

坂道を上ってきて、この外観が見えてきた時は、みんなで「お~~~!!」って声が出ていました。

 

 

 

 

ロンシャン礼拝堂

 

1955年ル・コルビュジェがデザインされた建築物になります。

 

第二次世界大戦後、空爆で壊されたため、再建されました。

 

 

写真では大きさが分かりづらいですが、かなり大きな建築物です。

 

 

 

 

 

添乗員さんが「去年来たときは、外壁がかなり汚れていたんだけど!」との事でした。

綺麗な状態で見れて良かったです!

 

 

 

 

 

 

 

 

中へ入ります。

 

窓の大きさ、内壁の角度、ステンドグラスのカラーによって、複雑な光が差し込んできます。

 

 

 

 

 

 

上部からの明かりが気持ちいい空間。

 

 

 

 

 

 

 

 

窓の位置など勉強になりますね。

 

入り口の上部の窓ですが、

 

 

 

外には羽のような板がついていて、明かりの調整をしているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか動くことがない回転ドア。

 

動かしてくれるガイドさんは珍しいとの事でした。

 

 

 

最期、死ぬならここがいいな・・・と、思えたほど心地よい空間。

 

見に来てよかったなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月11日

海外建築物視察研修 ヨーロッパ編vol.2

 

 

チューリッヒ市内を見学後、予約していた建築物見学へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ル・コルビュジェセンター

 

家具が好き、デザイン好きという方であればコルビュジェという言葉を聞いたことがあるでしょう。

 

建築界では神様みたいな存在の一人です。

 

 

コルビュジェセンターは、コルビュジェ死後に完成しているので、本人は実物を見られていないんですね。

 

 

依頼者から「好き勝手にやっていいよ」と、言われ計画されたのがこの建物だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

通訳の方が、色々詳細を教えてくれました。

 

天井の高さは日本と違い低いですよね。

 

 

 

 

低い所もあれば高い所もある、こういう所がとても大事なんですよね。

 

コンクリートの階段デザイン、木の突板との組み合わせが綺麗ですね。

 

 

 

 

コルビュジェのソファ LC3。

どれだけ使い込まれたソファなんでしょうかw

ここまでペシャンコになったLCシリーズ見た事ありません。

 

 

 

 

やっぱり座っちゃいますよねw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こっちはLC2

 

 

 

専務が座っています。

 

 

 

 

 

 

造作家具も綺麗ですね。

 

 

 

 

 

 

 

屋上

 

建物の上に屋根が掛かっているデザインなんですよね。

 

ここが一番居心地が良かった。

外って大事ですね。

 

 

この建物は、老朽化により、ほとんど作りかえたそうで、

材料も新しいものではなく、昔の材料を探してやったそうです。

 

 

 

寸法、色合い、素材、60年前の建築物でありながら、

現代の人たちでも魅了される建築物でした。

 

素晴らしい建築物は、流行とか関係なく不変なんだなと再認識させられました。

 

コルビュジェセンターの見学後、翌日のメインイベントのため、

チューリッヒからバーゼルに移動します。

 

 

 

 

 

 

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