株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

8月2日

フィンランド・エストニア研修 その4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルヴァ・アアルトの自邸です。

 

 

 

 

 

 

築82年・・・・・82年前でこのデザイン・・・ありえないですね。

 

 

 

 

 

 

 

レンガの階段

 

カッコいいですね~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リビング空間

 

時間が経った朽ちた感じが気持ちいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リビングの窓

 

外壁には、つるが伸びています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アアルトらしい棚受け(?)

 

受けてないから棚吊りかな?

 

黒の板に小口が茶色

 

自分はなかなかやらない組合せですが、カッコいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関横にあったのでハンガー掛けでしょうか

 

 

一つ一つの金具もおしゃれ・・・

 

おしゃれというか、かっこよく見えちゃうんでしょうねw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寝室

 

照明はサイドテーブルのみ

 

壁、天井がスッキリシンプル

 

 

 

飾らない綺麗さが出ていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

築82年(もう一度言いますがw)・・・・

 

素晴らしいデザインは何年経っても不変なんでしょうか。

 

 

アアルトが愛して住んでいた分みんなが魅了されているんでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

8月1日

フィンランド・エストニア研修 その3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィンランドからバルト海をフェリーでエストニアに移動しました。

 

 

今回主催した工務店の社長さんが、数年前にバルト海のクルーズに乗った時に、

エストニアに行ってみたい思っていたらしく、今回実現となりました。

 

エストニア・・・・

まさかエストニアの地に踏み入れることがあるとは思ってもいませんでした。

 

旧ソ連からバルト三国が独立したとか以外、あまりイメージがありませんでした。

 

 

フィンランドが物価が高く、週末にはエストニアに買い物をしに行くフィンランド人が多いそうです。

 

 

 

 

夜の街

 

フィンランドよりは怖そうなイメージでしたが、そんなことはなく、英語でしゃべってくれる方が多く

楽しむことができました。

 

そして、綺麗な方が多かったイメージですw

 

 

 

 

 

 

 

翌日、最近建てられている住宅街を見学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔からある家と新しい家の組合せ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すんごい家も建っています。

鉄筋コンクリートかな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういう色合い好きだな~

 

日本にはない色ですね。

 

フィンランド、エストニア見て思ったけど、外壁に板張りが多いんです。

 

 

住んでいる方のメンテナンスはされているんでしょうが、

木の外壁は言われている割にはメンテナンスはかからないのかなと・・・

 

 

 

 

 

エストニアの野外ライブ会場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶらりタリンの街並み

 

城壁も残っており、フィンランドとは一味違う中世ヨーロッパドストライクです。

 

 

写真を見てもらうと旧市街地の所と遠くに見られる近年のビルディングが見えていますが、

旧市街地の保存と、近年建築物が建てられる地区がしっかりされていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧市街地のアイアンや木の扉

いちいちオシャレですねw

 

 

 

かなり綺麗な街並みのエストニア、これを日本で真似をするわけではなく、

日本らしさとはなんだろうかと考えさせられました。

 

 

7月31日

フィンランド・エストニア研修 その2

 

 

 

フィンランドの建築家 アルヴァ・アアルトが手掛けたパイミオのサナトリウムです。

 

 

 

 

サナトリウムといえば結核療養所であります。

 

1930年代まだ結核の薬はなく、結核発症の1/3が亡くなられていた時代

隔離するためと、環境のいい場所が少しでも結核によかったため、街から離れた森の中に建てられたのが

アアルトのサナトリウムであります。

 

当時木造が主流だった時代に鉄筋コンクリートで建てられた事でかなりの注目があったそうです。

 

 

 

結核の薬出来て、患者が減ってからは、通常の病院に変わり、今は施設として使われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時から変わらない床や扉の色

 

綺麗な色ですね!

 

照明を見てもらうと、丸い照明器具にカバーが付いています。

少しでも埃を積もらないようにして掃除できるようにデザインされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

取っ手

 

白衣の袖が引っかからないようになっています。

 

機能があってのデザインですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂

 

当時は黒い椅子とテーブルだったそうです。

 

当時鉄筋コンクリートが珍しかったため、

写真右側の方の上の床が落ちてくるんではないかということで、

患者の方が座りたがらなかったそうですw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがアアルトが手掛けたパイミオチェア

アアルトの中で一番有名な家具ですね。

 

 

今回行くまではデザインでしか見ていなかったんですが、

結核対策で肺に空気を入れやすくするための形状だそうです。

 

 

結核診療所から病院に変わるときに、この椅子が廃棄されるということで

当時10ユーロくらいで売られていたそうです。

 

今オリジナルは・・・予想もしない金額になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはオリジナルの院長室に造られたソファであります!

生地張り替えたのかなと思うんですがw

綺麗に保存されていますね。

 

それも座ることができてビックリ!

 

 

 

 

 

 

80年前のエレベーター

 

おしゃれですね~

それも現在でも使用できて、乗ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在は施設で沢山の病室は使用されているのですが、

1室だけ当時のサナトリウム病室が保存されておりました。

 

 

 

 

 

 

 

当時はマイナス20度の気温以上の時は1日3回 1時間屋上で綺麗な空気を吸うために出されていたそうです。

冬たまらないでしょうねw

 

 

 

 

 

そして、今の屋上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

住宅と施設とは違えど、参考になるところが多かったですね。

 

全世界に沢山の有名建築物がありますが、写真でしか見たことがなかったアアルトのサナトリウム

実際に見れて感激しないことはないですよね。

 

 

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