月一日本酒記録:澤屋まつもと 守破離 山田錦うすにごり


夏になると日本酒よりビールやハイボールですよねw
ですが、私は変わらず日本酒ベースです。
5月くらいから夏酒をして、アルコール度数を低めのお酒が発売されるのですが、
私はほとんど夏酒を買うことはせず、冬に買った活性にごり酒などを夏まで寝かして開けたりします。
今回は先日開けた、絶大な名水で有名な京都伏見地区で日本酒を醸している「澤屋まつもと」を紹介します。
10年くらいの日本酒ファンの方であれば、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
2020年の酒造りの最中という状況で、社長と息子であった杜氏さんが、
酒蔵から去るというお家騒動がありました。
杜氏の松本日出彦さんのファンが、飲み手、同業者の方から沢山支持をされていたので、
「澤屋まつもと」からファンが離れていったという事もありました。
ですが、松本酒造は、新しい社長と、残った蔵人の方たちで、澤屋まつもとの味を変わらず造り続けておりました。
澤屋まつもとと言えば、この山田錦うすにごりが絶対的に美味しいのです。

まずは澱を混ぜないでいただく。
アルコール感を全く感じさせない、クリアな仕上がり。

一杯いただいたら、次は瓶の底にある澱を混ぜてからいただきます。
澱を混ぜると、味が甘めに変わっていきます。
二度楽しめるのも、うすにごりの醍醐味ですね。
お家騒動という大きな出来事を経ても、この一本から感じる品質の高さは揺らいでいません。
「蔵は変わっても、酒のクオリティは落ちていない」と感じさせる仕上がりで、
長年のファンも安心して楽しめる一本です。
日本酒は造り手や環境が変わることで味わいも変化します。
しかし、この守破離 山田錦は、京都・伏見の名門が培ってきた技術と哲学が今も受け継がれていることを実感させてくれる一本でした。






