株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

10月14日

海外建築物視察研修 ヨーロッパ編vol.5

 

 

 

Vitraミュージアムの中には日本人が建築された建物がいくつかあります。

 

 

一つは、金沢21世紀美術館などを手掛けたSANAAの工場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンナコッタのようなギザギザが表面の円形になっています。

 

住宅街から工場が見えるもんだから、柔らかい見え方がいいだろうということで、このデザインになったとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギザギザの部分

これはカーテンの波を元にデザインされたそうです。

 

波がバラバラなんですよね。

全部バラバラではなく、数種類のデザインされた波型を作り、

上下逆に使う事で、倍のデザインが作られ、形成されているとか・・・・

 

表面も紫外線で焼けないようにコーティングされているいます。

 

工場内は写真NGでした。

 

 

次の建築物は安藤忠雄

セミナーや研修施設のためつくられた建物です。

 

 

 

まったく建物が分からないw

 

建築依頼を受け、安藤忠雄がこの地に訪れたときに、素晴らしい桜の木、回りの環境を見て、

背の高い建物は作りたくないということで、地下のある建築物になっています。

 

 

 

 

極力木を伐りたくない。と安藤忠雄が言っていたように、

窓から見える木々が素晴らしいですね。

 

 

 

地下に降りる階段

 

 

 

地下から出れるスカイコート

 

こう見ると、コンクリート打ちっぱなし外壁は安藤忠雄らしいデザインですね。

 

 

10月13日

海外建築物視察研修 ヨーロッパ編vol.4

 

フランス ロンシャンからドイツ ヴァイル・アム・ラインに移動します。

 

 

ヴィトラ デザイン ミュージアム。

 

Vitra(ヴィトラ)というのは、スイスに本社をおく、家具・デザインの製造をしている会社です。

 

イームズやパントンなどの正規家具メーカーであります。

 

メインの建物は改装中でした。

ショップやレストランが入っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

工事ネットが日本とは違う・・・

Vitraならではなんでしょうが・・・いいなぁ・・・と思わさせてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

ミュージアム内もガイドさん引率で説明してくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、最初の建築物、ドバイで衝撃を受けた、ザハ・ハディドが初めて手掛けた建築物の消防署です。

 

ミュージアム内は元々生産工場だったそうで、工場が火事になってしまったそうです。

町の消防署が近くになく、消火が遅れ、複数名の死者、工場の半分以上が火事で燃えてしまったそうです。

 

それの対策として、社内でボランティアの消防団を結成し、建物を依頼したのが、ザハ・ハディドでした。

 

 

現在は消防署ではなく、見学用として残しているそうです。

 

 

屋根を支える柱的な存在なのか・・・

後付けしたような気もするw

 

 

説明を受けるみんな

 

 

 

消防機庫の状態で残されています。

 

ちなみに洗面の方の壁が斜めになっているんです。

 

 

 

 

 

2階のキッチンフロア

 

 

 

 

 

 

奥の壁のレッドが良いですね。

こちらも壁が斜めになっていますw

 

 

 

 

ザハ・ハディド、この建物からスタートとし、

まだシャープなデザインされていたんだな・・・

それから進化して、あのドバイのビルまでデザインされる方になったんだな・・・

 

10月12日

海外建築物視察研修 ヨーロッパ編vol.3

 

今回の視察研修のメインイベントです。

 

スイス バーゼルから、フランス ロンシャンに移動します。

 

 

 

 

 

 

 

今回、説明してくれたガイドさんと通訳さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受付会場で説明を受けてから、建物まで坂道を登っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

坂道を上ってきて、この外観が見えてきた時は、みんなで「お~~~!!」って声が出ていました。

 

 

 

 

ロンシャン礼拝堂

 

1955年ル・コルビュジェがデザインされた建築物になります。

 

第二次世界大戦後、空爆で壊されたため、再建されました。

 

 

写真では大きさが分かりづらいですが、かなり大きな建築物です。

 

 

 

 

 

添乗員さんが「去年来たときは、外壁がかなり汚れていたんだけど!」との事でした。

綺麗な状態で見れて良かったです!

 

 

 

 

 

 

 

 

中へ入ります。

 

窓の大きさ、内壁の角度、ステンドグラスのカラーによって、複雑な光が差し込んできます。

 

 

 

 

 

 

上部からの明かりが気持ちいい空間。

 

 

 

 

 

 

 

 

窓の位置など勉強になりますね。

 

入り口の上部の窓ですが、

 

 

 

外には羽のような板がついていて、明かりの調整をしているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか動くことがない回転ドア。

 

動かしてくれるガイドさんは珍しいとの事でした。

 

 

 

最期、死ぬならここがいいな・・・と、思えたほど心地よい空間。

 

見に来てよかったなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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