
先日、新築住宅の建築現場で微動探査試験を実施しました。
微動探査とはどういうモノかといいますと、伝えるのは難しいので動画をご覧くださいw
今回、微動探査を知ったキッカケは、能登半島地震でした。
今回の能登半島地震では、倒壊した住宅だけでなく、被害を受けながらも建ち続けた住宅が本当に安全なのか、この機械を使って、測定をした話を聞きました。
能登半島地震は、1月1日の約半年前に6強の地震がありました。その時に微動探査などで測定をして、
耐震補強など行う事ができれば、もう少し倒壊の数が少なかったかもしれません。
全国で既存のお家は、新築当時から100%耐震性が、落ちていると言われています。
壁を壊さない限り、構造材の状態、金物の状態が分かりません。
ですが、この微動探査は、建物の内部や外部にセンサーを設置し、実際の建物がどのような揺れ方をするのかを測定が出来るのです。
例えで人間の身体でいうと、体調悪いから手術でメスを入れて確認ではなく、
事前にレントゲンやCTスキャンなどで、状況を確認するといった方が分かるかもしれません。


建物の測定は1時間程度行います。
この間は建物の中に人は入れない状態で測定します。

色々レクチャーいただいたBe-Doの戸成さん。
地盤の調査もサウンディング試験とは違う方法で確認ができます。
新築現場の測定結果は1週間ほどで到着します。
測定結果ですが・・・

さすがに揺らして、固有周期0秒はないので、0.1秒は最高の数値ではないでしょうか。
工藤工務店ではこれから微動探査試験を導入をしようと思っています。
既存住宅では、現行の耐震診断
新築工事では、耐震等級3+許容応力度計算となっておりますが、
計算だけではなく完成した実際の建物を計測することで、
「本当に強い家」であることをお客様にお伝えしたいと考えています。
家づくりは、完成して終わりではありません。
「安心して長く暮らせる住まい」であることを、数字や計算だけでなく、
実測データという根拠を添えてお引き渡しできることも、
私たちの家づくりの価値だと考えています。
まだ微動探査測定は全国的にも普及段階で、あまり知られておりませんが、
これからの時代は「耐震性能を計算する」だけでなく、
「実際に測って証明する」ことが、住宅の新しい安心基準になっていくかもしれません。
これからも最新の技術を積極的に取り入れ、
お客様により安心できる住まいをご提供していけたらと思っています。






