株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

8月4日


大阪二日目の午前は、ポルトローナ・フラウ大阪ショールームへ。

前日に訪問した安多化粧合板のスタッフさんから、

「大阪のポルトローナ・フラウは東京より見応えがありますよ。」

と教えていただき、ご紹介いただいて見学してきました。



ポルトローナ・フラウもミラノサローネでショールームは見学してきました。
※ミラノサローネの記事はコチラ

イタリアらしい繊細なデザインの家具と、クラシック空間が融合された夢のようなミラノのショールームでした。






ショールームには、ソファやベッド、ダイニングなど、

ブランドを代表する家具がゆったりと展示されており、一つひとつをじっくり見ることができます。



特に印象的だったのは、ポルトローナ・フラウならではのレザーの質感。

柔らかさだけではなく、革の張り込みや縫製、細部の仕上げまで非常に美しく、

長年使い込むことでさらに魅力が増していくことが想像できます。





今回、一番のお気に入りが、ドリンクキャビネット。

ダイニングテーブル、リビングのコーナーなどにもいいですよね!


伝統あるブランドでありながら、新しい表現にも積極的に挑戦している姿勢が感じられ、とても刺激を受けました。





家具は単なる「道具」ではなく、空間そのものの価値を高める存在。

素材やディテールへの徹底したこだわりを間近で体感し、

改めて世界のトップブランドである理由を実感した時間でした。





8月3日

先日、1泊2日で、大阪~名古屋と行ってきました。


まず訪れたのは、大阪・八尾市にある安多化粧合板。




地下鉄の八尾南で下車です。

大阪もちょこちょこ来ておりますが、八尾は初めてですね。






以前、ミラノサローネで展示を拝見したこともあり、

現在建築準備を進めている「LIBERTY01」の仕様でも採用を検討しているため、

実際に素材を見てきました。


天然木の突板を使った化粧合板を製造するメーカーで、世界中の樹種を扱っています。

※ミラノサローネの安多化粧合板の記事はコチラ










ショールームには、普段なかなか目にすることのない珍しい樹種の突板がずらり。

リンゴの木の突板まであり、その種類の豊富さに驚かされました。



使用される突板の多くは、ドイツやイタリアをはじめとするヨーロッパ産の木材。

現地で丸太を薄くスライスした突板として加工され、日本へ輸入されています。

一枚一枚異なる木目や色合いがあり、

同じ樹種でもまったく違う表情を見せてくれるのが天然木ならではの魅力です。



この黒い木は、今回私が求めている材料になります。

めちゃくちゃ希少な木なんです。

一番高い材料ですって・・・

これから見積で使えるかどうか・・・・




今回はショールームだけでなく、実際の工場も見学させていただきました。

薄くスライスされた突板を一枚ずつ貼り合わせ、

美しい木目をつくり上げていく工程はとても繊細で、

職人の高い技術を間近で感じることができました。



良い材料を見ると、つい時間を忘れて見入ってしまいます。

料理人が最高の食材に心を躍らせるように、建築や家具づくりも素材との出会いがすべて。

今回もたくさんの刺激をいただきました。





今回、真夏にお伺いしましたが、ショールームは冷暖房ないので、

「真夏と真冬には来ちゃダメw 次回、秋に来てください!」とのことでした。


次回は家具屋さんと一緒にくる予定かな!



8月1日

先日、熊本で大きな地震が発生し、建物の倒壊によって尊い命が失われるという、

とても悲しいニュースがありました。




本来、家は家族の命を守る場所です。




それなのに、地震のたびに建物の倒壊によって命が失われる現実を見ると、

「家の中にいれば安全」という当たり前であってほしいことが、

当たり前ではなくなってしまうことに胸が痛みます。





熊本では10年前にも大きな地震がありました。




その地震を耐え抜いた住宅も数多くあったと思います。

しかし、建物は残っていても、内部では筋交いや接合金物などが損傷し、

本来の耐震性能が低下していた住宅もあった可能性があります。




外から見ただけでは分からない損傷が残っていることもあり、

「建っているから大丈夫」とは必ずしも言えません。




今回のニュースを見ながら、もし地震のあとに微動探査などで建物の状態を確認し、

必要に応じて耐震補強を行うことができていたら、違った結果になった住宅もあったのではないか。




そんなことを考えずにはいられませんでした。




微動探査は、建物を壊すことなく現在の揺れやすさや剛性を測定できる技術です。




もちろん、すべての危険を判断できる万能な検査ではありません。

しかし、建物の状態を把握し、補強の必要性を検討するための一つの有効な手段になります。




これは熊本だけの話ではありません。




千葉県でも、いつ大きな地震が発生してもおかしくないと言われています。




過去の地震を経験し、一見すると問題なく建っている住宅でも、

耐震性能が低下している建物があるかもしれません。




だからこそ、私たちは微動探査をいち早く導入し、「建っている」だけではなく、

「これから来る地震にも耐えられる状態なのか」を確認できる仕組みを広げていきたいと考えています。




家は建てて終わりではありません。




住み続ける中で、家族の命を守り続けられる状態を維持することも、

地元の工務店の大切な役割だと感じています。




これから起こるかもしれない大地震に備え、

一人でも多くの方に「今の家の状態を知る」という選択肢を届けていきたいと思います。






アーカイブ

2026年

2025年

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

  1. HOME
  2. KUDO DIARY