株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

6月4日


GESSIのショールームを見学した後は、隣接する リラインス のショールームにも立ち寄ってみました。

リラインスは国産、海外の高級水栓やサニタリー製品を数多く取り扱う日本のインテリアメーカーで、
GESSIはリラインスが日本の代理店なのです。






GESSIのショールームがブランドの世界観を体感する“空間演出型”だったのに対し、
リラインスのショールームは、より製品そのものを見比べやすい展示構成になっています。

展示方法としてはオーソドックスではあるものの、水栓の形状や仕上げ、
操作感の違いが非常に分かりやすく、実際に採用を検討する視点ではこちらのほうが実用性ですが、
引き込まれたのは言うまででもありませんw


ドイツの高級水栓ブランド ドンブラハも展示されておりましたが、どちらかというと、AXORの方にデザインは近く静かな存在感を放っていました。





その中でも特に惹かれたのが、このプラチナ仕上げ!


写真では分かりづらいですが、一見するとクロームのようにも見えますが、
実際にはより深みと柔らかさのある独特な光沢感があります。

照明の映り込みや曲線の美しさも非常に繊細で、思わず見入ってしまうほど。
派手ではないのに圧倒的に美しい、まさにラグジュアリー水栓ならではの存在感だった。


最初に言った通り、本来はGESSIを目的に訪れたため、リラインスの見学は予定ではありませんでした。
ただ、実際に両方を見比べてみると、順番としては先にリラインスを見学し、その後にGESSIを見る流れの方が、それぞれの特徴や世界観の違いをより深く理解できたように感じました。

設備機器としての比較のしやすさと、ブランド空間としての魅せ方。
異なるアプローチを続けて体感できたことで、3つのショールームを見させてもらい大変勉強になりました。

6月3日


AXORのショールームの後は、イタリアのラグジュアリーブランド GESSI へ。

ミラノサローネでも印象的に残っている水栓メーカーです。
GESSIのサローネブログはコチラ




GESSIのショールームで特に印象的だったのが、まるでアートピースのような存在感を放つ水栓の数々。

AXORのミニマルで建築的な美しさとはまた異なり、
GESSIはイタリアブランドらしい感性豊かなデザインとラグジュアリー感が際立っています。

ローズゴールドや真鍮の柔らかな色味、ヘアライン加工による繊細な質感、
そして、大胆なテクスチャー表現など、一つひとつに強い個性がありながらも空間に美しく調和しているのが印象的でした。



スポットライトの照明器具のような、これまでにない発想のシャワー水栓。

GESSIらしい遊び心とラグジュアリー感を感じる、非常に個性的なデザインです。



AXORと同じく、GESSIも豊富なカラーバリエーションや仕上げを展開しています。

ゴールド、マットブラック、クローム、ブロンズなど、同じデザインでも仕上げが変わるだけで空間の雰囲気が大きく変化します。

さらに、表面には独自のテクスチャー加工が施されており、
単なる色違いではない奥行きのある表情を感じるんですよね。

手前のゴールドは、糸巻のようなデザインになっています。



実は、ミラノサローネの会場で一目惚れしたGESSIの水栓があり、
「LIBERTY01」にぜひ採用したいと思っていて相談してみました。

今回ショールームで接客してくださったスタッフの方にその写真を見せて相談してみたところ、
スタッフの方でも見たことがないモデルとのこと。
後日確認していただいたが、日本入荷は1年後くらいになるのでは、という回答でした・・・残念(泣)



GESSIのショールーム空間そのものがイタリア本部のデザイン監修によって構成されていました。
空間演出から素材使い、ディスプレイに至るまでブランドの世界観が徹底されており、
まるで海外のラグジュアリーホテルを訪れたような感覚を味わえました。
大変勉強になりました。



6月2日

先日、東京で水回りのショールーム2件行ってきました。

4月のミラノサローネでチェックしていた2つのメーカーです。





まずは、ドイツの水栓ブランド「ハンスグローエ」、高級ラインの「AXOR(アクサー)」です。

ミラノサローネでも一番最初に見学したメーカーになります。




実際に展示されていた水栓を見て、まず感じたのは「造形の美しさ」
直線と曲線のバランス、金属の質感、レバーの角度まで、とにかくデザインが洗練されています。



実際に水を出してみると、かなり驚きました。

ただ真っ直ぐ流れるのではなく、
水が少し“ねじれる”ような独特な流れ方をしていて、見た目にもとても綺麗。

おそらく吐水口の内部構造まで細かく設計されていて、
水の見え方や流れ方までデザインされているんだと思います。

こういう細部へのこだわりは、実際に体験して初めて分かる部分。



ユニットバスが多い中、シャワー機器を使う機会はなかなかありませんが、
実際に見るとかなり存在感があります。

仕上げもクロームだけではなく、ブロンズ、ブラックなど豊富に用意されています。



次にAXORのブース見学。


こちらは通常の製品展示とは少し違い、空間全体で魅せる演出がとても印象的。




水栓だけでなく、ボウルの金木、ソープディスペンサーなどまで同じ仕上げで統一されています。

細かい部分なのに、こういう仕上げが揃っているだけで、空間全体の完成度が一気に高くなります。

特にこのブロンズ系の仕上げは、光の当たり方で表情が変わり、かなり高級感があります。



タオルリングやソープホルダー、ミラーまで、全てのデザインに統一感があります。



私が大好きなデザイナー、フィリップ・スタルクが手掛けたデザインです。

一般的なオーバーヘッドシャワーは、いかに大きくするかが主流になっていますが、
あえてヘッド部分をコンパクトにまとめて、シャープ、圧迫感、ミニマルな美しさ、
スタルクらしいデザインだなと思いました。


今回のショールームで、個人的に一番衝撃を受けたのがこのデザイン。
写真ではよく見えないのですがwベース部分に施された、
無数にカットされたダイスのようなテクスチャー。

光の当たり方によって細かく反射が変化して、まるでジュエリーや高級時計のような質感があります。

ここまで細かな加工を水栓デザインに落とし込む発想がすごい。




ミラノサローネで見たブースも非常に印象的でしたが、
今回のショールームはまた違った魅力がありました。

実際に水を出したり、素材に触れたりすることで、
写真だけでは分からない完成度の高さも感じられました。

ミラノサローネのような非日常の演出も素晴らしいですが、
今回のショールームは、より“暮らしの中の美しさ”を感じられる空間。

どちらもそれぞれの良さがあり、
改めてハンスグローエとAXORのデザイン力の高さを実感しました。





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