株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

9月5日


9月2日3日の二日間、JBN全国会員交流会2026 in 東京に参加してきました。

JBNとは、全国の地域工務店を中心に、木造住宅に関わる事業者が集まり、技術や情報を共有しながら、より良い家づくりや地域の住環境について考えていく建築業界で一番大きな全国組織です。


こうした全国規模の交流会では、普段なかなかお会いできない全国の工務店の方々と情報交換ができるのも大きな楽しみのひとつです。


初日は式典からスタート。





全国大会ということもあり、会場の雰囲気はなかなか緊張感があり、内容もやはりお堅い(笑)


普段の工務店仲間との勉強会とは少し違う空気感で、背筋を伸ばして話を聞いていました。









ただ、その後の懇親会になると一気に雰囲気も変わります。


全国から集まった工務店の皆さんと話をしたり、久しぶりにお会いする方と近況報告をしたり。


式典での緊張感もすっかりほぐれ、かなり盛り上がりました。


こういう場では、講演やセミナーから学ぶことはもちろんですが、工務店同士で直接話す何気ない会話から得られる情報も結構大きかったりします。









そして2日目は分科会。



今回は、国産材を取り巻く現状やこれからの木材利用についての話、住宅の空調計画についての話、そして工務店の次世代・事業承継についての話など、いくつかの分科会に参加しました。


特に今は、住宅業界も大きく変わっている時期。



材料や建築コスト、住宅性能、空調の考え方、そして会社をどう次の世代につないでいくのか。



家を建てる技術だけではなく、工務店としてこれから先どうあるべきなのかを考えさせられる内容も多かったです。



全国の工務店が集まると、地域によって抱えている課題は違いますが、一方で共通している悩みもたくさんあります。


自分だけで考えていると見えなくなることも、外に出て色々な人の話を聞くことで、「こういう考え方もあるのか」と気付かされます。


こういう会に参加して大切なのは、「勉強になった」で終わらせないこと。



持ち帰った情報や気付きを工藤工務店の中でも共有し、これからの家づくり、そして会社づくりに少しずつ活かしていきたいと思います。

9月4日



先日、昨年お引渡しをした茨城県潮来市のオーナー様宅で、写真撮影を行いました。


お引渡し直後の完成写真ではなく、実際に暮らしが始まってからの住まいを撮影させていただきました。


久しぶりにお伺いすると、家具やインテリアが入り、完成した時とはまた違った雰囲気に。


そして何より、お家をとても大切に、愛着を持って暮らしていただいていることが伝わってきました。


設計して、つくって、お引渡しをする。


私たちの仕事としてはそこで一つの区切りになりますが、本当の「家」は、そこからオーナー様が暮らし始めて、少しずつ出来上がっていくものなのかもしれません。


今回の撮影では室内だけでなく、夕方から夜にかけて外観の撮影も行いました。


施工例を見てもらっている方は、ご存じだと思いますが、
工藤工務店の外観夜景がめちゃくちゃ綺麗なんです。

室内から漏れる灯りや軒下の照明、外構のライトアップなどが合わさることで、昼間とはまったく違った表情になります。


実はこの夜景撮影、かなり時間が掛かります。


撮影する側も大変ですし、オーナー様にも長い時間お付き合いいただくことになります。


それでも夜景撮影を行うのは、出来上がった一枚が本当に印象に残るから。


工藤工務店にとっても大切な施工事例の一枚になりますし、何より施主様にとって、自分たちの家をこんなに綺麗に残してもらえたと思っていただける写真になれば嬉しいです。


何年、何十年経って写真を見返した時に、「この家を建てて良かったね」と、思ってもらえるような一枚を残したい。


写真は、建物を綺麗に撮るだけではなく、そこで暮らしているオーナー様の想いや、その家の空気感まで残せるものだと思っています。


オーナー様が大切にしているこのお家。


その雰囲気を、写真を見た方にも少しでも感じてもらえたら嬉しいです。

9月2日


オーナー様宅「RANCH145」で、一部壁のリフォーム工事を行うことになり、オーナー様、塗装屋さん、私の3者打合せをしてきました。


実は2週間ほど前にも事前打合せをしていて、ジムスペースでもあるので、モチベーションが上がるような壁にしたいという話でした。







そして、その時の話をもとに出来上がったのがAIパース。


今はAIを使うことで、完成前にかなり具体的なイメージを共有できますね。




今回は、そのAIパースを実際の壁でどう表現するか。

ここからは塗装屋さんの出番です。


塗装屋さんにAIパースを見てもらい、それをもとにサンプルをつくってきてもらいました。









めちゃくちゃカッコいい!


ただ色を塗るのではなく、何色もの色を重ねたり、濃淡をつけたり、表面に凹凸やムラをつくったり。

写真では伝わりにくいのですが、近くで見ると質感がものすごくあります。


今回改めて感じたのが、職人さんの凄さ。


AIパースには、塗り方も材料の配合も施工手順も書いてありません。


一枚のイメージから仕上げ方を読み取り、自分の経験と技術を使ってサンプルとして目の前に出してくる。


AIがどれだけ進化しても、最後にリアルな空間をつくるのは「人の手」。


むしろAIで今まで以上に自由なイメージを描けるようになったからこそ、それを実現できる職人さんの経験や技術が、さらに重要になってくるのかもしれません。


今回のサンプルもかなり良いところまできていますが、グリーンの色味だけもう少し調整することになりました。


そこを詰めたら、いよいよ実際の壁へ。


完成がめちゃくちゃ楽しみです!

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