株式会社 工藤工務店

KUDO DIARYBlog

2月21日


常滑研修 その3


最後の研修場所は、世界のタイル博物館INAX MUSEUMです。




最古のタイルと言われている、エジプトのピラミッド内のターコイズブルータイルを再現されたものだったり。



モスクをイメージした天井装飾


イギリスのパブをイメージしたタイル

ターコイズタイルや、深みのあるグリーンタイルなど、私好みのタイルが続きます。



こちらはビンテージタイル。

日本から海外の数千点のタイルが展示されていて、色、艶、質感、焼き方の違い。
小さなタイルの中に、技術と美意識が凝縮されているんですよね。



こちらは、昔に土管などが焼かれていた窯。

タイルとは違ったものになりますが、大量生産の工場とは違う、
人の手と火がつくるものづくりの息遣いが残っています。



INAXといえば、便器。

昔の便器は、白地に藍色で描かれた繊細な絵付けをされており、
まるで壺や花瓶のような美しさです。

骨董市場などでコレクターの方から、寄贈されたものが多く展示されておりました。




、建築好きにはたまらないのが、旧帝国ホテル(ライト館)の柱の実物展示
このタイルはINAXが依頼されて作っていたそうです。

近くで見ると、タイル一枚一枚の凹凸や、石の表情の違いがよく分かります。
工業製品でありながら、どこか有機的で温かみのある素材感なんですよね。


天然石の重厚さや、自然が生み出す唯一無二の表情ももちろん素晴らしい。
けれど、土と火と人の技術から生まれるタイルにも、また違った魅力があります。

色を自在に操り、形を整え、空間に物語を描くことができる素材。
実用でありながら芸術でもある存在。

天然石もいい。
でも、タイルも本当に素晴らしいと教えてくれたINAX MUSEUMでした!

一泊二日での常滑研修でしたが、タイルの製造工程見学、春の新作展示会、タイルミュージアムと、
全て勉強になった二日間でした。

タイル施工会社、リクシルの両担当者には大変お世話になりました。

リクシルのモノづくりを私が伝えられるように頑張っていきます。

2月20日

常滑研修 その2



2日目のAM。
今年の4月に発表される新商品提案会です。



こちらも展示会の中からは写真NG

ブログネタにするなよ!ってなりますよねw


水回り設備、タイルなどの新商品ありましたが、
一番良かったのは、新作スパージュ!これはビックリしましたね。
このレベルまでもってきたかと。

これ、早速提案したいところなんですが、なぜか秋に発売という・・・
気長に待ちましょう。


後は、エコカラットセルフ。
こちらは1月発売なので、もう発売中です。






自分で壁にエコカラットが貼れるんです。
マグネットシートをタッカー(ホチキス)で止めて、
その上からマグネット式のエコカラットを貼れちゃうんです。

エコカラットも25年以上発売されていますが、進化してきていますね!

他にも面白い材料は多かったですね。造作洗面台とか。

新商品提案会も良かったですが、その会場の照明器具が良かった!


一番デカいエニグマ!


階段にはPH HAT




下から吹抜けを見上げると、エニグマがいっぱい。

タイルと照明器具の魅せ方がうまかったですね!


続く・・・

2月19日


昨日、一昨日と、タイル施工会社さんに招待され、
愛知県常滑市に一泊二日で研修に行ってきました。

常滑と言うと焼き物の街として知られ、
食器などの器、土管やタイルなどが昔から作られておりました。
LIXILのタイル(INAXタイル)は、100年前に常滑を拠点として製造を開始し、
今でも常滑に2つの工場でタイル製造をされています。

今回は製造工場見学から、ミュージアム、春に新発売される発表会なども見てきました。

初日は工場見学




工場見学の前に、タイル施工メーカーさんがオリジナルタイルを発売されるということで説明がありました。他にはない珍しいタイル寸法。色も3種類あるし、メンテナンス性、コスト面にも優れた材料で
提案しやすい商品でした。



工場見学開始。
今回、同行は、スタッフ柳橋、加藤の二人です。










リクシルは定番商品の製造はもちろんのこと、大きな施設、ビルなどのタイルなどをオーダーで作られたりもしているそうです。(住宅ではオーダーは厳しいですがw)

技術力があるからこそ、非住宅専門の建築家達からも相談があるのでしょう。

工場内は残念ながら写真撮影が禁止されていましたが、実際の製造工程を間近で見ることがでました。
まず印象に残ったのは、原料となる土や釉薬が丁寧に管理されていることです。
タイルは単純に焼くだけではなく、配合や水分量、成形の精度によって仕上がりが大きく変わるそうで、見えない部分に多くの工夫があることを知りました。

成形されたタイルがベルトコンベアで次々と運ばれ、乾燥、施釉、焼成へと進んでいく様子は迫力があり、まさに“ものづくりの現場”という雰囲気。長い時間かけて高温で焼き上げられる事で、品質を安定させていることが分かりました。

焼き上がった後は、一枚一枚の検査や選別が行われます。
女性の方が、ベルトコンベアで流れてくるタイルをチェックされておりましたが、
わずかな色むらや歪みも見逃さない厳しさにビックリしました。
普段何気なく使っているタイルが高い品質基準で作られていることに驚きました。


実際に工程を見ることで、タイル一枚に込められた技術や歴史、
職人のこだわりを強く感じることができました。

常滑のものづくりの奥深さを改めて実感した、印象に残る工場見学となりました。

その2へ続く。

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